そう言われて、多くの人は育って来たと思われる。
皆、世界全体・日本国内・近隣縁者・家族等々の大小はあるにしても、そのコロニー・社会の一員として微力ながら貢献して皆の暮らし向上に寄与して生きていく。
理想の社会。
がしかし、どうしてもはみ出してしまう人も居るのが現実。
殺人から万引きまで、さまざまな悪事、罪がある。
死んだら、閻魔様のお裁きに合う。
閻魔様は、その人が生まれた時から死ぬまでをビデオに撮ってあるようにすべてを見通して、判決を言い渡す。
「お前は地獄だ。」
生きている人間にしたら、芥川龍之介の蜘蛛の糸のイメージで
「ひえー、それだけはご勘弁をー」
しかし、日本の仏様は優しいみたい。
あの世には六道と言う六段回の世界があるらしい。
天道(てんどう、天上道、天界道とも)
人間道(にんげんどう)
修羅道(しゅらどう)
畜生道(ちくしょうどう)
餓鬼道(がきどう)
地獄道(じごくどう)
人間の魂は、現世で修行して、何回も生まれ変わって魂を磨き、最終的にには天道にたどり着くと、生まれ変わらなくていいらしい。神仏の域?
しかし、人間道に生まれ変わって修行しても、どうも馴染めなかった魂は、地獄の方が楽ならしい。
類は友を呼ぶ
同じ様な行動感覚の人と一緒にいた方が楽みたいな感覚らしい。
だから、閻魔様は、
「あなたの魂は居心地の良い地獄道で、少し休んでから、またステップアップの為の現世に修行に行きましょう。」
と言う事らしい。
決してこの世での悪事を肯定する訳ではないですよ。
確かに、地獄は暗くてジメジメして汚い所らしい。しかし、そこが居心地良い人には閻魔様は地獄にいさせてくれる、と言うお話。
何百年もの間、賽の河原で石を積み、一瞬で壊され、また何百年…の繰り返し。
自分より強い奴が来て身体切り刻まれる激痛を永遠に繰り返す。
糞尿の池の中で永遠に出られず、その糞尿を食べ飲み、自分でも糞尿し、それを…
等々の地獄。
対して、天道は
光り輝く世界で
綺麗で贅沢な衣食住が保証される。
皆、天道を目指すとは思いますが、
中には地獄が楽だ!との魂もあり、
閻魔様はそんな魂は地獄に行きなさい、と言う。
閻魔様は、怖い人でなく、その魂を磨き、天道に最速で行くために、今回は六道のどこに入れたら良いのか?仏様に判断を委ねられた優秀な方なのでしょうね。
さてさて、有名な政治家の先生方はどちらに閻魔様はお裁きなされましたかね。
糞尿の中、私の隣りに!
「あら、先生!、どうしてここに?」
「いゃあ~、ここは居心地いいね〜。」
なんて事はない様に、私はすこーし努力しますかね。
「えっ!もう、あなたの年齢では手遅れ❗️」
そんなぁ…。