自民党が第1党に返り咲いたとは言え公明党と連立ん組んでも過半数に遠く及ばない。
元総理大臣は、次期衆議院選挙は与党で過半数なら勝ち!と言っている…。
本来なら、都民ファーストの様な1人のカリスマの力による政党は、かつて都知事が出馬在籍した日本新党の様にカリスマが失速した時点で泡の様に消えて無くなる。
がしかし、今回の結果は、国政与党の自民党が勝ったとも言い難く、公明党も辛うじて現有議席確保の結果。そして都民ファーストは減らしたとは言え自民党に迫る議席数を確保し、泡と消えるどころではない。
なんとなくボヤ〜っとした結果。
正に今の日本国・菅内閣の現状そのものではなかろうか。
良いのか?と問えば否
悪いのか?と問えば、そうでもないかもしれない。
正につかみどころの無い日本国の現状を如実に表した都議選の結果ではなかろうか。
オリパラ・コロナワクチンの現状は、
「やはり自民党は素晴らしい!」
支持率が上がるとは思えない政策。
巷では、
「オリパラはやっちゃうんだろうけど…」
「オリパラ後急激に増えるからワクチン打った方が良いよ」
「接種券届いたけど、ようやく繋がったら、ワクチン入って来ないからしばしお待ちください、と言われた」
こんな噂ばかり。
しかもここに来て、自民党の所属だった議員の有罪判決や、重鎮議員が引退表明が続いている。
確かに国政では都民ファーストは無い。
しかし、自民党の圧勝の絵も思い描くない。
与党で過半数を取れば勝ち!
裏を返せば、過半数を取れない可能性もある、と言う事。(まあ、菅内閣で甘い汁を吸いたい輩が低い勝利ラインを引いて、これからも吸い続けたいが故の発言かもしれないが…)
しかし、安倍旋風で当選した、ある意味自民党なら誰でも当選した代議士は地元を大事にしていない為、危機感はあるものの、何をして良いか分からず、戸惑うばかりでは無いだろうか?
常在戦場てカッコのいい事だけを発しても、地元の支持者は動かない。
四年近くも地元では会合のみ参加し偉そーにふんぞりかえり、東京では遊びまくっていた自民党の先生たち。
あなた達に投票した有権者は、あなたでなくてもいいのですよ。ただ、あなたが自民党候補だから投票しただけですからね。
10万からの得票をもらって永田町に送り出してもらった先生たち。今、あなたが名前と顔が一致し、電話出来る支持者は何人ですか?100人?500人?1000人?そしてその中に、「代議士から電話が来た!」と喜び、「なんでもするから」と無条件に答えてくれる支持者は何割ですか?
怖くて数えられないのではないですか?
ボャーっとした選挙結果は衆議院選挙も変わらないのではなかろうか?
その後の日本国の行く末が心配になる。