なんか変だ。
通常、現金買収の公職選挙法違反は、配った方、受け取った方、両者とも在宅云々は別として逮捕。そして、配った方は失職し有罪に、受け取った方も有罪となり、受け取った金額の10倍位の罰金を納め、尚且つ双方公民権停止5年を受けて、この件終了。
が相場だった様に記憶する。
しかし今回は、配った河井夫妻のみ逮捕。受け取った100人は今のところ法的にはお咎め無し。いくら裁判で、この100人と河井夫妻との授受のやり取りを朗読しようが、受け取った側の100人が逮捕も起訴もされていないと言う事は、そんなやり取りの朗読は無意味と思われる。
そもそも、選挙においては夫妻とは言え別人格。
安倍内閣の世耕特命大臣の妻は元民主党の参議院議員である。(余談だか、夫婦が敵対政党の参議院議員、有り得ない所業。)
それが許されるくらい別人格である。
小選挙区の夫と全県区の妻。選挙区も微妙に違う。