『 こまちの散歩道 』

子供時代、よく転んでは膝小僧に生傷が絶えなかった私。
今では山登りが大好きです!
好きな言葉:一期一会

鳳凰三山 2峰目は観音岳♪

2012-09-28 | 登山 【 春・夏・秋 】
また来るね~♪ と オベリスクにお別れのあいさつ
まったり楽しんだから、悔いはないはずなのに、なぜか去りがたい


おまたせしました。 『 こまちの散歩道 』 鳳凰三山レポへようこそ~
いや~ホント、更新が遅くてすんません 
今日こそは下山!と思っていたんですが・・・

 ※これまでのレポはこちらから→①ドンドコ沢から滝めぐり  ②鳳凰小屋テント場 ③オベリスク登頂の巻

前回のレポでは、地蔵岳(2764m)まで
今回は、観音岳(2,840m)
そして次回は、薬師岳(2,780m)から下山までをお送りしたいと思います。
ってことで、あと2回、どうかお付き合いくださいまし。




6:30 地蔵岳に別れを告げて出発!
オベリスクの足元に着いたのが AM5:30 だったから、なんと1時間もいたことになる 

さぁ、気持ちを新たに、観音岳を目指してLet’s Go!
ここを15分ほど登れば、稜線に出る・・・




6:45 アカヌケ沢の頭
おぉぉ~ 真正面に、北岳の大樺沢雪渓が見えるぅ~。 山頂には厚い雲がかかってるけど。
2週間前はあそこを登ったんだ。 → 北岳レポはこちら(全3話)




振り返ると、鳳凰鳥のくちばしのごとく、天を突き刺すようにオベリスクが。
自然が造りだした造形美。 いや~カッコイイ!




観音岳に向かう道は、とても歩きやすくて・・・




白い道は、まぶしくて・・・
不安定な石も岩もほとんどない、快適な道。

なのに、ズリッと滑ることもある(^^;) ようは砂利っぽいんですね。
このあたりは花崗岩でできていて、風化によってもろくなり、表面がぼろぼろになっているんです。




右手には、雲海が広がり、立派なカラマツの立ち姿が美しい。




雲海の上に顔をのぞかせているのは、金峰山かな~?




右手には、北岳が見えるはずなのに、まだ雲の中に隠れてる。
でも!!
ほら!!雪渓の左横に虹がかかっているよ!!ラッキ~ 
白根御池小屋も見えてるよ!




登ります。 緑が鮮やか 




どんどん地蔵岳が遠のいていく
お花を探しながら歩くと、ありました、ありました。




コケモモ  ツマトリソウ
ヤマホタルブクロ?(違う気がする → ミヤマハンショウヅルのような気がする)  ウラジロヨウラク

その他に、コイワカガミも咲いていました♪



まるで、窓越しに見た景色のようで なんか好きな写真です 




おお~!ハクサンイチゲがこんなところに 

出会えるとは思わなかったからから、めっちゃ嬉しい 




花崗岩の登山道を登ります。




登りやすい道ですよ~
時折、登山者とすれ違いますが、避けるスペースもあって、大丈夫。




何度でも振り返ってしまう、気持ちの良い稜線 
地蔵岳からだいぶ歩いてきたね~




観音岳の山頂を目前に立ち止まる こまち
どうしたの? 目にゴミでも入ったの??




いやいや、富士山の撮影に夢中なんですよ~ 




富士山に掴まって離れようとしない雲。
ものすごい勢いで流れていくのに、次から次へと湧いてきて、なかなかしぶとい 




8:00 鳳凰三山 2座目 観音岳(2,840m)に到着~ 

お天気も最高! 眺めも最高! 360度の大パノラマだよ~ 
いや~ 来てよかった 

では、ぐるりと見渡してみましょう



甲府の上空に立ち込める雲海




奥秩父の山々もだんだん見えてきた。
金峰山や甲武信ヶ岳かな~




富士山と薬師岳へ続く稜線

うひゃ~ たまらないね~ この絶景!
これから、あそこを歩くと思うと、わくわくするよ 




それから~ それから~
南アルプス南部も なかなかイイ感じに見てるよ!




肝心な北岳は、相変わらず雲の中。
鳳凰三山の稜線から、白峰三山を観たかったけど、う~む、今回は厳しいか? 




地蔵岳のオベリスクは、本当に目立つね~ トキンとしてるよ(写真右端)。
甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳も 厚い雲の中に隠れてなかなか姿を見せてくれません。

それでも、この大パノラマに興奮しないわけがない!!




ケンさんもテンションUP 

行くぜぃ~~  てな 声が聞こえてきそうです(笑)




こまちも興奮しっぱなし 

あの天空の回廊を早く歩きた~い!
でも、このままここにいた~い!   ← 矛盾してるこの気持ち、分かるかな~




しぶとく張り付いていた富士山の雲も、ようやく取れてきたよ!
さぁ 薬師岳に向けて出発だ――!

  < つづく >

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6 コメント

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Unknown (天飾)
2012-09-29 08:27:20
対岸から見る北岳大樺沢の雪渓は感慨深いものがありますね。あんなに急な所を登ったのですねえ・・・ 御池の小屋もはっきり見えていますね。

私は冬と春しか行ったことがないので緑の鳳凰の魅力に気づきました。花はミヤマハンショウヅルでOK!

ハイマツと書いてあるのは唐松かな?
鳳凰とか早川尾根にはハイマツに混じって唐松の高山に対応した姿がよく見られます。亜高山帯以下ではあんなに高く成長する唐松もここではハイマツみたいになっちゃうんですよね。森林限界の厳しさと唐松の生命力の強さを感じます。

私もハクサンイチゲが鳳凰に咲いてるって驚きです。
確かここにはタカネビランジって言う南アの特産種があるはずなので時期を選べば色んな花のコラボが楽しめそうですね!
返信する
天飾さんへ (こまち)
2012-09-29 11:30:44
6月下旬に北岳に登った時は、まさか2週間後に対岸から眺めることになろうとは思ってもみませんでした。
そうだ!御池小屋もマーキングしなきゃ!忘れてました。
教えてくださってありがとうございます。

お花は自信がないので、太鼓判押してくださると有難いです(^^)
自信なさげにミヤマハンショウヅルって書いといて良かった(笑)
タカネビランジやホウオウシャジンも観たことないし季節を変えて再訪したいです。

ハクサンイチゲは、わずかながらですが咲いていました。見つけた時は嬉しかった~♪

唐松ですね!名前が浮かんでこなくて(笑)訂正しておきます。ハイマツもありましたし、緑豊かな稜線でした。
返信する
線路は続くよ~じゃないが… (ケン)
2012-09-29 23:02:50
続くね~鳳凰編(^^;
まさかの観音岳止まり(笑)
まっ、それだけ念願の!ってことだよね♪

オベリスクとの別れは、ホント背中が語ってる^^

それにしても、まさかあんな青空になるとはね。
まさに「いや~ 来て良かった」だったよ!


>行くぜぃ~~  てな 声が聞こえてきそうです(笑)

↑あらっ!心の中の叫びが見抜かれてた!(^^;
でも、こまちさんも全く同じ言葉を叫んでいた(心の中で)のを、ボクは知っているのだ。ふふふっ…


>あの天空の回廊を早く歩きた~い!
でも、このままここにいた~い!   ← 矛盾してるこの気持ち、分かるかな~

↑この気持ち、よ~~く分かる!!!
一番良いのは、あの天空の回廊を行ったり来たりしてればいいんだよ。
そうすれば歩くこともできるし、あの空間に留まっていることもできるから(笑)

さて~次回はいよいよ北岳様が~♪
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ケンさんへ (こまち)
2012-09-30 20:42:34
まさかの下山ならず(笑)
次回は必ず下山しまっせ!

初めて歩いた鳳凰三山、景色が良かったから、本当に行って良かったよ♪
あの稜線から何も見えないのは悲しすぎるもんね。

そうそう♪あまりにも気持ち良くって、心で思うことはお互い同じだね(^^)
そうか!行ったり来たりをすればいいのか!
な~んだ、簡単なことだね!(笑)
アップダウンもほとんどないし、快適な登山道。
悪天時は避けたい稜線だね。

最終回も頑張るよ!
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おおっ!! (yamaonnna4)
2012-10-02 22:34:41
富士山が綺麗に見えていますね~
意外と天気がよかったんですね~~
私たちも決行すればよかったです

とても近く感じた北岳など懐かしいです~
タカネビランジは、咲いてなかったでしょうか?

わたしが行った時は、白とピンクのが咲いてました^^
その頃は、あまり記録をとってなかったので、
また、行きたいと思います
返信する
yamaonnna4さんへ (こまち)
2012-10-02 23:23:39
直前まで天気予報に悩まされましたが、鳳凰三山を選んで正解でした(^^)
この時期は、あっちこっちでお花が楽しめますので、北アも候補だったんですが…
雨天の登山はどうしても気が乗らなくて(^^;)

タカネビランジはまだでした。
まだ出会ったことがないので、その時期に再訪してみたいです。
白のタカネビランジもあるそうですね!
楽しみがまた一つ増えました♪
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