☆見知らない方の下記のブログに出会えたことを感謝したします。
ここに掲載させていただき私も引き算の人生を歩みたいと思います。
個人的価値観 2017.11.01
足し算の人生から引き算の人生へ
月に何度か証券会社の全国の支店で終活セミナーを行なっている。先日、ある大手証券会社の担当者から「さまざまなテーマでセミナーを開催しているが、終活に関するセミナーは集まりが最も良いテーマ」だとお聞きした。
ひとくちに終活と言っても来場者にとってそれはさまざまなわけで、それこそ相続のことからお墓をどうしよう、といったことまで興味関心はバラバラのようだ。終活は大きく3つの分野があると話している。
1.自らや家族のためにやっておくべきこと
一般的には終活とはここを指している。財産の行き先について決めておくことや、家族に迷惑をかけたくないからといって、終末期医療や死後の葬儀あるいはお墓をどうするかについて決めておくことなど。
2.やり残したことをやりきること
死を目前にして「こうすればよかった」「これをやっておきたかった」といった後悔をすることがないように、やっておきたかったことにチャレンジすること。勉強や旅行、社会貢献など人それぞれの価値観の中で重要項目はあるものだ。
3.生きた証を残すこと
コンピューターやITの発達によって、有史以来初めて簡単かつ低コストで生きた証が残せるようになった。その気にさえなれば(物理的には)数百年、数千年も残すことができる。人生を総括して、考えを文字にすることや、画像や映像をデジタル化することはこの時代に生きてきたからこそできる終活の一つである。 終活については、相続や終末期医療あるいは死後の葬儀やお墓など、自らや家族のためにやっておくべきことの点ばかりがクローズアップされるが、先延ばしになりがちなことである。なぜならワクワク感がないからだと思う。2や3の考え方を取り入れることによって終活に、前向きに取り組みたいという意識を芽生えさせられないかという思いから、セミナーで取り組みを行っているわけである。
これまで、より良い未来を求めて生きてきた。これからは人生のラスト地点から、残りの時間でその差分を埋めていこうと思う。前者が足し算の生き方ならば、後者は引き算の生き方といえるのかも知れない。 人生のある一定の地点までは足し算、残りは引き算で生きてみるって考え方は面白いんじゃあないかと、最近ひとりほくそ笑んでいる。 株式会社 鎌倉新書
代表取締役会長 清水祐孝
※ 上記ブログ主さんのブログをお読みいただきありがとうございます。大西
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