■5月1日、ドゥシャンベを出発。標高4000m前後のヒッサール山脈が見えています
有料道路に入る時に通行料を取られます。
ヒッサール山脈が近くなった。タジキスタンは国土の93%が山岳地で、そのうちの半分は標高3000m以上の高地。
標高を上げて進みます。
■トンネルを抜けると雪。アイザブ峠で写真タイム。
アルプスのようだ。
2006年イラン支援で5.5kmのアイザブトンネルが完成。タジキスタンはイランと同じシーア派なのでイランから支援されている。そこへ中国も・・・・。中国支援のトンネルもありました。
■ヤグノブ川とイスカンダル川が合流してフォン川となり、ザラフシャン川となって我らもこの川に沿って西へ進みます。
アイニー村のビューポイント。
トルキスタン山脈。
■5時間近くかかってペンジケントに着く。昼食。
■サラムズ遺跡入り口。紀元前4000年から3000年の遺跡。ということは世界4大文明というけど5大文明ではなかろうか。まだ謎も多いらしい。
2010年、タジキスタンで初の世界遺産となった。
サラムズは中央アジアの金属製品生産の中心地だった。遺跡には屋根が設置されている。
祭壇と思われる遺構。宗教施設らしい。
紀元前1世紀ごろ、インド・イラン語派の民族が侵入してきて都市としての役割を終えた。
排水路がうかがえる。屋根がないと日干し煉瓦は雨によって土に還ってしまう。
まだある・・・都市は100ヘクタールの広さがあったとされる。
今なおペンジケント大学の学生が発掘をしている。発掘品はインド、パキスタン、イラン、アフガニスタン、トルクメニスタンなどの同時代の都市遺跡の物と類似している。
■ルダーキー博物館へ。
940年頃活躍したペルシャ語の詩人 ルダーキーの記念博物館。何度も映画になっているそう。
■ペンジケント遺跡の博物館。
5~8世紀に栄えた都市。アラビア軍に包囲されソグド人は逃げて町は放棄された。
壁画の青はラピズラリ。赤は酸化鉄。きれいだ。
■ペンジケント遺跡。13世紀に再び人が住みはじめ、高台にあった遺跡は土に埋もれ忘れられたそうだ。
2階につながっていた階段の跡も見える。
広さ20ヘクタールの町だった。
花と遺跡。
現地ガイドさん。
ヒンズー教の寺院跡。
ピクニックをしていた家族がプロフという炊き込みご飯をご馳走してくれた。おいしかった。後ろに見えるのが今の都市。
ここからウズベキスタン国境まで約13km、サマルカンドまでは約60km。
夕食は宿泊するゲストハウスで。バスタブのないホテルだった。
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