
■7月13日、南イニルチェク氷河ベースキャンプへ向かうのはヘリコプター。しかし朝から強い風が吹いており、はたして飛ぶのか・・・・・
なんとか飛ぶようです。体重と荷物(2泊分)の計量がすみ、乗り込みます。
20人と荷物でいっぱいの機内。古そうなヘリコプター・・・大丈夫か?
標高2200mの草原から4000mの雪の世界へ、一気に窓からの景色が緑色から無彩色に。
約30分で南イルニチェク氷河ベースキャンプ到着。
7000m級の山々と氷河。
テントに向かって歩きます。酸素が薄い・・・・
キルギス最高峰・ポペータ峰。
テントに着き荷物を置いてお天気のいいうちに南イルニチェク氷河のハイキングに出発。
ポペータ峰方面へ。酸素が少ないので息も絶え絶え・・・・歩くスピードが遅い・・・・
1時間15分歩いて氷河の景色を堪能します。氷河はモレーン土砂に覆われている。側面を見ると氷河だとわかる。
氷河の溶解水(?)がたまってる水たまり。
このあたりも下は氷河なのだ。
昼食はテントの中で。
以降は天候が徐々に悪くなるようだったのでハイキングは中止。テントの周辺の散策になりました。
テントの下も氷河なのだ~
テント場から見える景色。
ハン・テングリ峰はガスに覆われていた。
夕食。誕生日を迎えた人がいたのでお祝いのケーキ。
■7月14日、夜中にあられがテントに降り注ぎ、風雪の音がすごくて、朝起きるとペットボトルの水が凍っていた。
テント内でもマイナス10度。凍るはずだ。
カルカラ谷へ戻るはずだったが、悪天候のためヘリコプターは来ない!待機となった。
午後もヘリコプターは来ることが出来ず、そのまま待機。夕方晴れてきたので外へ出てみる。
ポペーダ峰とハン・テングリ峰の中間にはヒマラヤ襞と呼ばれる美しい景観がある。田部井淳子さんも1989年にここを縦走された。
夕食後外に出てみるとハンテングリ峰が姿を現した。(年賀状に使うそうだ・・・)
ポペータ峰も出てきた。夕日に染まって美しい。
ハンテングリ峰。2つの峰は90度くらい離れてるので一緒にはカメラに収まらない。
明日はきっとヘリコプターも飛ぶに違いない。これ以上延泊すると後の予定が狂って大変なことになる。1日なら想定内なのだそうだ。
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