11月9日。甘州・張腋は「金の張腋」と呼ばれるほど豊かな都市でマルコ・ポーロが1年間も滞在した。
大佛寺駐車場から歩いて木塔前公園へ。1925年に再建された万寿寺木塔は高さ38m、八角九層で釘は一本も使ってない。残念ながら修復中。
大佛寺。1098年創建。
体長34.5m、肩幅7.5mの涅槃仏。マルコ・ポーロの東方見聞録にも記述されている。
中国にある涅槃像で最大級。
お寺の中は回廊式。
10人の弟子の塑像がお辞儀をするように並んでいる。
博物館。
印刷の技術がすでにあった。版のもと。
お寺は公園になっている。
専用バスで河西回廊を外れて1時間足らず、張腋丹霞地貌へ。
2002年に発見されて今や人気の観光地。シーズンには一日5万人来場。シャトルバスの乗り場。
赤みがかった堆積岩で形成された地形で、地層の色合いが日差しによって刻々と変わり、七彩山と呼ばれている。
中国のグランドキャニオンと呼ばれている。
昼食。
移動中に見た非常に長い貨物列車。
高速道路。
粛州に着く。「酒泉」のある公園へ。
「酒泉」 漢の武帝の頃、将軍が匈奴討伐のために河西回廊に出兵し、ある時功労のある将兵をねぎらうために武帝より酒十樽を頂いた。しかし全軍で飲むには足りないために将軍はこの酒をこの泉に注いだところ、たちどころに水が美酒に代わって尽きることがなかったという伝説の泉。
嘉峪関に着き、夕食。
まだビールを我慢。腹八分目を目指して~~
バスタブのない(普通)ホテル。
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