こもれびの日記

日々の暮らしをつづります。コモちゃんは夫です。コメントは管理人の判断で削除する場合があります。ご了承下さい。

可愛いイランの女の子 イラン北西部周遊 ④

2019-11-05 | 2019年10月イラン北西部

 

10月6日 朝8時にタカーブのホテルを出て、午前中は移動。

冬に向けて農家の屋根には干し草が置かれている。

 

途中、ザクロを買う。4つで100円くらい。ジューシーでおいしい。

12時頃マラゲーの天文台跡に着く。

13世紀中期から14世紀のタブリーズを首都にしたモンゴル系イル・ハン王朝によって建てられた天文台の跡地。

ドームでおおわれて保護されている。

研究所、図書館、モスクまであった。その当時の知的センターとでもいうべきか。

昼食。

カバブをナンの上に乗せ玉ねぎと一緒に食べる。

 

その後北上し、ウルミエ湖の東側から橋を渡り西側へ着く。

ウルミエ湖はイラン最大の湖で、およそ6000㎢。(琵琶湖は670㎢)

しかし侵入する川にダムを作ったので水位が下がり干上がってきている。

 

 

ウルミエの町に着くが予定していた<セ・ゴンバドフ>は遅いのか閉まっていた。

ホテルはパークホテル。

 

10月7日  8時過ぎにホテルを出てアッシリア正教の<マリア教会>へ。

紀元前1世紀頃から遺体を埋める場所として使用されていたといわれている。 イエスが生まれる時イラン人のゾロアスター教徒の宗教指導者たちが夜空に流れ星を見た。これを預言者の誕生として認め、彼らは急いでエルサレムに向かった。彼らが戻った時にゾロアスター教のこの神殿を壊してキリスト教会にしたと言われている。

現在残っている建物は、ササン朝時代(紀元後226年~651年)に再築されたもの。

 

移動。車窓の景色。 

 途中の町。トヨタや日産の車は無く、プジョーが多かった。

 

昼食。毎日同じような郷土料理。

 

 レストラン経営者の娘たち、学校帰りだそう。人懐っこくてカワイイ。

 

1時間ほどで<聖タデウス教会>に着く。 世界遺産「アルメニア修道院群」の一つ。典型的なアルメニア建築の様式美を伝えている。

タデウス(タダイ、タデオ、ファディともいう)は新約聖書に現れるイエス・キリストの弟子(使徒)で、イエスの出身地と同じガラリアのパネアス生まれとされる。

伝承ではアルメニアに宣教したとされ、この地方では篤く敬われている。

 この地方の王はゾロアスター教だったが聖タデウスによってキリスト教に改宗している。

祭壇は簡素だが重厚な作り。

2008年に世界遺産に登録された。

  修復に使用される石はアララット山の石。

  

ホテルへの道でアララット山がかすかに見えた。 

  

 

 

 

 

 

 

 

 


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