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タイの沼は海ですか?

ひとみちゃん!

先日の記事にも書いたけど、80年代のアイドル、石川ひとみ(敬称略)を聴いている。

彼女最大のヒット曲は『まちぶせ』だと思う。でも彼女の魅力はそれだけではない。当時のアイドルとして紛れもなくトップを走っていたのは松田聖子(敬称略)だと思うが、クリアなピッチ、軽く伸びやかな声質や癖のない歌い方など、聖子ちゃんにはない魅力がある。また、歌われているヒロインも少し内向的だけど、決してこじらせてはいない、聡明さもある女の子。甘えるのが下手なのに一途で、恋を大切にしながらも溺れない……そんな女の子を描いている。ギャルゲーでもメインキャラではなく2番手ぐらいにいる女の子のイメージかな?ギャルゲーやったことないけどw。

こういう女子って割と多いよね?いや結構な数だと思う。クラスの中でもなんだかんだ目立ってモテるタイプが聖子ちゃんなら、クラス委員でもなく、もしかしたら帰宅部かもしれない(いや吹奏楽部かな?)。運動部のマネージャーやるとしても目立つ野球部とかサッカー部とかじゃなくバレー部とか?根は真面目だから勉強もそこそこ出来て、よく見ると可愛い。隠れファンがいたりして……。卒業したら地元の大学か短大に進学。就職ももしかしたら地元の信用金庫とか、企業かも。(はい、妄想大爆走w)

石川ひとみには、そんな等身大の女性を歌って欲しかったな。(願望)彼女自身の闘病で一時活動を休止しなくてはならないのもあったけど、アイドルから大人の歌手へのアップデートがあまり上手くいかなかったイメージがある。
そもそも、当時の女性アイドルが「大人になる」ためにはなんというか、「セクシーさを増す」ルートしかなかったような気がする。そうではなく、人間としての「成熟」を描いてくれたら良かったのに……。
石川ひとみには、もっと等身大の女性の日常と恋愛を歌って欲しかった。松田聖子が歌ってこなかったキャンパスやOLとしての「日常の中の恋愛」を。キーワードを挙げるなら、ゼミ、コンパ、卒論、学食、朝のラッシュ、ランチタイム、新色のリップ、金曜の17時など…。そう、古内東子の歌謡曲ver.みたいに。そうすれば、もっとその先だって歌に出来たはず。共働きの結婚生活とかも……。地に足をつけて働き、生きる女性の、恋とか夢とかつぶやきとかを、石川ひとみのヴォーカルで聴きたかった。

時間は巻き戻せないけれど……。
春の光のような彼女の歌を聴きながら、そんなことを思っている。




そして。
時間は巻き戻せないと言えば!
今夜は『麒麟がくる』最終回。
全然関係ないけど、もう早麒麟のツイ情報が上がってきていて(見ないようにしているけど)、情緒不安定です
光秀、死なないで!!!
いや、時間は巻き戻せないし、歴史は変えられないけどさ。
あー。
オンエア、楽しみだけど辛いわ……。












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