■こならの森219号■2006.7発行
表紙 「まちの不思議 」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森8月号■
としこの巻頭詩………………………3
イメージサークル……………………4
ヤンバルのー子の青春レストラン…5
特集「町中の不思議番外編」………6
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
[映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
イベント情報/協賛店マップ
■■■■■■■■■■■■■■■
【本文抜粋記事】
タウンウオッチング番外編
「町中の不思議」
■ ミラーまん
僧侶が木魚を叩くのは、読経中、眠くならないように―眠気覚ましに叩くのだそうだ。
(これは本当の話)
この話を聞いた長距離ドライバーのSさん、どこからか木魚を買い込んできて、車の助手席に置いた。運転中に眠気を催してきたら木魚を叩きながら運転するのだって。 作・吉川カツシロー
今回は、町中の不思議を追ってみた。
いろいろなところに、突撃取材したのだが、かえってそれが良かった感じがする今回の企画である。収穫は多かった。水琴窟や、コント小話まで、ゲット。たった数時間に、色々ななぞが解き明かされたほかに、極秘情報まで得られたのだから、「まちなか」には本当に、不思議や驚き、サプライズが存在している。
■ミラーまん
なにげなく車を運転しているときに目に入ってきたこのミラー。よく見ると、生け垣の中からニョキッと目の玉のように飛び出している。近くに寄ってみると、反対側も同じように目玉が飛び出したようだ。そして、目玉に近寄って何が写っているのかよく見てみると、きれいに刈り込まれた松の木が………なんとも絵になってます。それにしても立派な生け垣。幅があるように見えるが、結構薄くできている。近くには、ろくろ首ミラー(左写真)もある。
ミラーを取材した後にその反対側で見つけたのがこの看板と、生け垣。あぶないのは、とびだしている生け垣?そんなわけないだろう。そこで次の写真。この下にあったらまったくぴったりだったのだが、そうはうまくいかないものだ。
二枚、抱き合わせで、座布団一枚!ということにしておいて下さい。
■藁屋根の家(現役)
少し前、例幣使街道からも近い堀米町に立派な藁屋根の家があって、写真におさめたのだが、その後老朽化が著しく解体されて今はない。これが、町中の藁屋根の家最後のもとのと思ってきたのだが、実際には灯台もと暗しで、何度か通ったことのある富岡町に、れっきとした藁屋根の家が存在していた。思わず写真を撮ったのだが、掲載にはやはり、家主の許可を取らなければと母屋に向かう。簡素で、しっかり生活になじんでいる。 みかけより夏は過ごしやすく、涼しいということだ。雨音も、おだやか。著者も幼少の頃は、そうだったのを思い出す。
藁屋根だから絵になるとか、そういったこととは別次元に、本当に自然に、あたりまえにそこにある。
■路地裏考
次の章に登場する五叉路、その延長線ではじめて見つけたのがこの路地。殆ど毎日のように通り過ぎているのだけれど、全くというか、気にはなっていても特別通ってみよう、あるいは通る予定はない、思わない、一生を通じてそんなことをしてもしかたがない道、それをあえて、無駄だと知りながらも通ってみる。こんな経験が、今回の不思議に通じると思います。題して、「サージャントペッパーロンリハーツクラブバンド」。少し長い…
■五差路・六差路
・十叉路
インターネットで調べてみると、十差路というものが存在するらしい。ホントかよって思ったが、事実らしい。
これは本当にすごい。
単純に言えば、一点に10本の道が交差しているということだから。詳しくは下記の地図を参照。場所は東京都江戸川区。
五差路はY字路に直線道路が交わった形。十字路に、直線道路が交わると、六叉路となる。あるいは三本の直線道路が一点で交差する形といえるだろう。今のところ佐野市での最高は六叉路だ。それ以上もこれから出来るのかもしれない。
「すずらん灯」
■すずらん灯
長年の謎がついに解けた。
最初にその存在を確認したのは、こならの森を創刊してまもなくの頃と思う。残念ながら現在では、消滅している。写真の日付は93年とある。
次に、別の場所で偶然見つけたのが、左ページにあるすずらん灯。今となっては、消滅したものと思ってきた。それが、今回の町中ウオッチングにおいて思い出したかのように、向かってみると昔と変わらずそこにあった。もう消えていると、思っていたのだが~遠くからでもその片鱗が見えた。この個人的にはものすごい驚きと、感動。
所有者である三吉野別館の吉川さんによるとすずらん灯は一時期はやったものだというが、その他の詳細はわからなかった。
よく見ると、市営駐車場前に復元されたすずらん灯(右側の写真)は球が4つ(5つ)ある。でも、今回取材した、スズラン灯は、球は3つである。堀米町にかつて存在した、スズラン灯もやはり「タマ」は、3つである。ある種のランクがあったのか?
■水琴窟
こんな季節に、そして、温暖化の影響かどうかは分かりませんが、日本全国が亜熱帯化している今、本当の癒しの音としては、この「水琴窟」が一番マッチしているような気がする。なんとも涼しい音だ。思わぬ収穫は他にもあった。吉川さんに新作コントをいただきました(P15参照)。帰省シーズンにどうぞご拝読あれ。猛暑のこの時期、これも「癒し」になるようなら大成功(笑)。
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表紙 「まちの不思議 」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森8月号■
としこの巻頭詩………………………3
イメージサークル……………………4
ヤンバルのー子の青春レストラン…5
特集「町中の不思議番外編」………6
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
[映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
イベント情報/協賛店マップ
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【本文抜粋記事】
タウンウオッチング番外編
「町中の不思議」
■ ミラーまん
僧侶が木魚を叩くのは、読経中、眠くならないように―眠気覚ましに叩くのだそうだ。
(これは本当の話)
この話を聞いた長距離ドライバーのSさん、どこからか木魚を買い込んできて、車の助手席に置いた。運転中に眠気を催してきたら木魚を叩きながら運転するのだって。 作・吉川カツシロー
今回は、町中の不思議を追ってみた。
いろいろなところに、突撃取材したのだが、かえってそれが良かった感じがする今回の企画である。収穫は多かった。水琴窟や、コント小話まで、ゲット。たった数時間に、色々ななぞが解き明かされたほかに、極秘情報まで得られたのだから、「まちなか」には本当に、不思議や驚き、サプライズが存在している。
■ミラーまん
なにげなく車を運転しているときに目に入ってきたこのミラー。よく見ると、生け垣の中からニョキッと目の玉のように飛び出している。近くに寄ってみると、反対側も同じように目玉が飛び出したようだ。そして、目玉に近寄って何が写っているのかよく見てみると、きれいに刈り込まれた松の木が………なんとも絵になってます。それにしても立派な生け垣。幅があるように見えるが、結構薄くできている。近くには、ろくろ首ミラー(左写真)もある。
ミラーを取材した後にその反対側で見つけたのがこの看板と、生け垣。あぶないのは、とびだしている生け垣?そんなわけないだろう。そこで次の写真。この下にあったらまったくぴったりだったのだが、そうはうまくいかないものだ。
二枚、抱き合わせで、座布団一枚!ということにしておいて下さい。
■藁屋根の家(現役)
少し前、例幣使街道からも近い堀米町に立派な藁屋根の家があって、写真におさめたのだが、その後老朽化が著しく解体されて今はない。これが、町中の藁屋根の家最後のもとのと思ってきたのだが、実際には灯台もと暗しで、何度か通ったことのある富岡町に、れっきとした藁屋根の家が存在していた。思わず写真を撮ったのだが、掲載にはやはり、家主の許可を取らなければと母屋に向かう。簡素で、しっかり生活になじんでいる。 みかけより夏は過ごしやすく、涼しいということだ。雨音も、おだやか。著者も幼少の頃は、そうだったのを思い出す。
藁屋根だから絵になるとか、そういったこととは別次元に、本当に自然に、あたりまえにそこにある。
■路地裏考
次の章に登場する五叉路、その延長線ではじめて見つけたのがこの路地。殆ど毎日のように通り過ぎているのだけれど、全くというか、気にはなっていても特別通ってみよう、あるいは通る予定はない、思わない、一生を通じてそんなことをしてもしかたがない道、それをあえて、無駄だと知りながらも通ってみる。こんな経験が、今回の不思議に通じると思います。題して、「サージャントペッパーロンリハーツクラブバンド」。少し長い…
■五差路・六差路
・十叉路
インターネットで調べてみると、十差路というものが存在するらしい。ホントかよって思ったが、事実らしい。
これは本当にすごい。
単純に言えば、一点に10本の道が交差しているということだから。詳しくは下記の地図を参照。場所は東京都江戸川区。
五差路はY字路に直線道路が交わった形。十字路に、直線道路が交わると、六叉路となる。あるいは三本の直線道路が一点で交差する形といえるだろう。今のところ佐野市での最高は六叉路だ。それ以上もこれから出来るのかもしれない。
「すずらん灯」
■すずらん灯
長年の謎がついに解けた。
最初にその存在を確認したのは、こならの森を創刊してまもなくの頃と思う。残念ながら現在では、消滅している。写真の日付は93年とある。
次に、別の場所で偶然見つけたのが、左ページにあるすずらん灯。今となっては、消滅したものと思ってきた。それが、今回の町中ウオッチングにおいて思い出したかのように、向かってみると昔と変わらずそこにあった。もう消えていると、思っていたのだが~遠くからでもその片鱗が見えた。この個人的にはものすごい驚きと、感動。
所有者である三吉野別館の吉川さんによるとすずらん灯は一時期はやったものだというが、その他の詳細はわからなかった。
よく見ると、市営駐車場前に復元されたすずらん灯(右側の写真)は球が4つ(5つ)ある。でも、今回取材した、スズラン灯は、球は3つである。堀米町にかつて存在した、スズラン灯もやはり「タマ」は、3つである。ある種のランクがあったのか?
■水琴窟
こんな季節に、そして、温暖化の影響かどうかは分かりませんが、日本全国が亜熱帯化している今、本当の癒しの音としては、この「水琴窟」が一番マッチしているような気がする。なんとも涼しい音だ。思わぬ収穫は他にもあった。吉川さんに新作コントをいただきました(P15参照)。帰省シーズンにどうぞご拝読あれ。猛暑のこの時期、これも「癒し」になるようなら大成功(笑)。
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