山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

2009年の終わりに

2009年12月31日 | 育てる会「山村留学」のこと
日付が変わって・・・

2009年 最後の日になりました。


少し 振り返って見ると・・・

今年の1月は まだmotoが 山村留学を継続するか 横浜に帰るか

迷いに迷っていた時期。

紆余曲折の中 最終的に 継続を決めた3月。

Joも初めての山村留学をスタートし 新しい仲間と出逢った4月。

そして夫婦2人の生活が始まった月。


4月から たったの8ヶ月のことなのに

motoもJoも それぞれに大きな変化が見られ

また、 兄弟ふたりの関係性も変わり うれしい副産物が。


我が家にとっては 山村留学 大成功!! と言った感じです。


長男motoは どちらかというと 人より突出する部分が

良くも悪くも少ない印象でしたが

山村留学という経験そのものが、 motoの「個性」になったように

感じています。


彼は 山村留学を誇りに思っていますし ここでの経験を元に

これからの未来を重ねて行こうという気概が感じられます。

おそらく 横浜のマンモス校に通っていたら

誇りや自信が持てるような何かを 得られずにいたと思います。


山村留学を経験した 中学の3年間で

motoは いろいろな賞をいただくことができましたが

俳句のコンテスト、 税の作文など

山村留学の経験に基づいた題材が 評価され 入賞に繋がっています。



1年目は 100% 周囲に支えられお世話になるばかりの山村留学なので

2年目は 恩返しの年にするつもりが グダグダに終わり、、、

そして3年目の今年。

本人なりには いろいろ考えて挑んでいる様子が見られます。

受験も乗り越え 今年のmotoは 本人もまずまず満足の年になったと思います。


次男Joは、 相当の甘えん坊でかんしゃく持ちだったのが

うそのように 人格が変貌。。。 

最初の1週間で 2回も脱走?した時は

夏休みまで 持たないんじゃないかと心配仕切りでしたが

5月の親子行事で見た Joの生き生きとした表情に 夫婦ともに安堵。

学校での様子は 申し分がないほど快調。

成長期真っ只中の10歳は 少し距離感をおいて見ている私たちの目には

驚異的ともいえるスピードで心身が成長していて うれしい反面

寂しい気持ちにさえなってしまうほどです(^^;



とにかく 月の半分を 息子として接してくださる農家さんパワーと

センターの指導員さんの影の力・・・

学校までもが家族のようで 担任の先生はもちろん

教頭先生や校長先生までも とても身近な存在でいてくれること・・・

八坂・美麻の山村留学が 最強といわれる理由がここにあります。

クラスメートの親御さんも あたたかく

子供たちは あらゆる角度から放射線状に サポートされている感じです。


かといって、決して過干渉では絶対になく、 過保護でもなく

ちゃんと叱ってくれる大人が 周囲にいっぱいいて

自分で考えること・・ 自分たちで解決すること・・

自立心を育てることに 重きをおいて 子供たちを見守ってくれていて・・・

ほんとうに これ以上の子育て環境はないのではないかと思います。


感謝、 感謝で 今年も1年が終わろうとしています。

毎年 この時期 子供たちが帰省して

家族の時間を共にするたびに 山村に感謝の念が深まります。


関係者の皆さん

今年も大変お世話になりました。


来年も どうぞよろしくお願い致します。







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サンタからのコメント

2009年12月31日 | Jo(山留小4時代)のこと
クリスマスの翌日 このブログのコメントにサンタさんから

Joにメッセージが。

( 今やデジタルな時代・・・ サンタさんもネットで情報収集する時代? )



このブログで Joの頑張っている姿を見て

山村留学で家を空けていた 

Joに クリスマスプレゼントが届けられた。


英語で書いてあったので

Joと一緒に訳しながら読みました。


クリスマスの日に 一度来たけど Joはいなかったので・・・

と前置きの後、


“ 今年は よく頑張りました。

  来年も この調子で頑張りなさい。 ”

というメッセージ。


来年も・・ この調子で・・・ ?

つまりは 山村留学 継続ってことか・・・・・



と・・・ Joは 汲み取れたかどうかは・・・ 不明のまま・・・(^^;


Joは 大喜びで ガッツポーズ!

翌日 トイザラスへ



サンタさんは 信じてる人の元にしか来ないので

もうmotoのところには やってこないのである。。。。

というより 小学校を卒業すると同時に

サンタさんとも卒業するのです~


今 目の前にmotoがいるので 聞いてみると・・

motoは 小6で ようやく気付いたとのこと。


半信半疑だった頃、 何かの手違いで(夫婦間の打ち合わせが甘く?)

サンタさんと 親からのプレゼントが なぜかダブってしまい、、

でも結果的に そのことが 「ほんとうにサンタはいるんだ!」

と思わせたらしい(笑)



こう・・・ 不景気になってくると

カミングアウトする親も多くなるかもしれないから

学校で友達との会話で真実を知る日も

年々早くなるのかもしれないな~~

Joはいつまで信じてくれるかな。。。。
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