山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

Superwe 「素早い行動の意義&「はい!」

2010年06月26日 | Jo(山留小5時代)のこと
◆小5・Joのクラスの担任の先生が発信している学級通信、

「Superwe」ダイジェスト版を転載しています。 

 生徒の名前や固有名詞などは伏せさせていただく都合や全文記載はボリューム的に

 厳しいため、できるだけ内容、趣旨に忠実に編集してお送りします~ 


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“ 早く行動することの意義&「はい」という返事 ”


私(先生)は良く、 子供たちに 「早くていいね」「早くできたね」ということを言う。

もちろん 遅い子供もいるがそれは認めている。 そこから出発だ。

なぜ早く行動できることに意義があるのか。

それは 大学時代に日本人初のプロギャンブラーの話を聞いたときに遡る。


「 地球上で人は 3分に一人が死んでいる。

 少し遅れた、 少し間に合わなかったと言うことで 出会えなくなる可能性がある。

 それが自分の待ち合わせした人であるかもしれないし

 もしかしたら、 (死が)自分に襲い掛かって来るかもしれない。

 自分自身と自分に関わる人との可能性を高めるために

 時間を大切にする。 だから 「素早い」ということが大事なのだ。 」



クラスの中では 動きを「 素早くしていく 」ことへの意識が高まっている。

何か用事をお願いしたときに 必ず足を速めてこちらに来てくれたり、

授業の面や他の面でも 素早くやる子が目立つようになった。


「早く行動」することで 今ままで無駄だった時間が、新たな時間に生まれ変わっていく。

「 先生が担任になって、 時間の使い方が変わった 」という子供も何人かいた。

そのような時間感覚も大事にしていきたい。




” 「 はい 」 という返事


今まで6年間 教師をやてきたが、 「はい」としっかり返事をする子どもたちに

育てていくことは とても難しいと感じている。

 この 「はい」 と言う言葉の裏側に隠されている意味を考えると

” 自分が納得したことに対して 「 はい 」 とでる= 「意味」がわかること ”

ということだ。

そのために教師である私自身が、 子どもに分かりやすいように伝える努力が試される。

そして、 子どもたち自身が その話や、これから「やることの意味」を捉えなければ

「はい」 という返事は出ない。

言わされる 「はい」 ではなく、 自分で言う「はい」 を育てていく。




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大人の社会でも なかなか 「はい」・・・は難しいなと感じます。

分からなくても とりあえず言ってしまう 「はい」、

納得していないのに、 渋々言う 「はい」、

そういう「はい」は、 良い結果を生まない。

心は 「はい」じゃないから、 行動を生まない。

けれども それでも「はい」を聞いた人は、 

理解し納得したから「はい」と言ったと思い込む。

そこから すでに溝が始まってしまってることにすら 暫く気がつかなかったりする。


でも 聞いているのか聞いていないのかわからない 無返答も困る。


こんな風に 正しい「はい」を 教えてもらう子供たちの未来は明るい♪
コメント
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