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緊急入院

2004-12-31 | あれこれ
この年の瀬に腹に水がたまり激痛が走り入院する事に!!
入院初日、激痛の為一人では立って歩く事もできず声を出すのも苦痛な状態。数日は絶食で点滴だけでとの治療方針が決まり、既に3人のばーさんが入院する病室に入った。私の苦痛など気にも止めず自己主張を続けるばーさんばかり、興味を持たれるより無視される方がありがいと思いながらその夜を過ごした。
翌朝、身動きのできない私は手動ベッドを電動ベッドに変えてもらっていた。その時にそれは起こった。
その部屋のリーダー的?なその人は、早朝から他の病室の患者の悪口に燃えていた。
『あら、ベッド電動に変えてもらったのね。』
私は心の中で、誰に話してるのか?私ならまだ声出す元気もないんです。ばー様と同じ電動ベッドですが?
『ここは泌尿器科の病室なのに、他の科の患者ばかり入院しちゃって!フン』
また心の中で、それって私の事ですかね?そういえば、ばー様だけ泌尿器科って書いてますね。
『だいたい、あんたの方から挨拶に来るのが筋ってもんよ!!』
これも心の中で、ぎゃ~やっぱり私の事ですか?

いきなり宣戦布告かい?やるじゃん、よっしゃ~売られたら買ってやるわ。この痛みが少し治まるの待っててね。倍の倍の倍ぐらいにしてお返事して差し上げるわよ。
と、戦闘意欲に燃えだした矢先、この新人イビリを見ていた優しいヘルパーさんが病棟婦長さんに報告し、テキパキ婦長さんがすっ飛んでやって来た。
婦長『ブロ主さん、病室変えようか?』
私『イエ、ダイジョビデス』腹の中、これから戦いが始まるのでこのままでいいです。
婦長『無理しないで、あっちの窓際が開いてるからすぐ移しましょうね。全てこちらに任せておいてね。』
私『イエ、ムリジャ・・・』ホントに勝つ自信あるんで大丈夫です。

5分後には別の病室の窓際のベッドに寝かされていた。
この病室には他に二人の癌と闘う女性が入院していた。
そして私はこの病室で、素晴らしい人達と出会う事になった。

後で例のばーさんはイジメの常習犯とい事を知り、残念!やっぱり戦ってやりたかったと思った。
もちろん私は、お年寄りは敬い大事にする人間である。

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2 コメント

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もう娑婆に出てるけど・・ (ブロ主)
2005-01-02 13:02:54
新年早々、札束とは縁起がいいね~

しばらく出所しなくてよろし!!ケテ~イ



出る時は土産にかなりの束を掴んで来てね。
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ん???? (両替商越後屋)
2005-01-02 09:42:39
入院してるのか????



あたちは檻の中で札束に埋もれてるが・・・・



早く出所したい・・・・



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