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散歩友達

2012-01-23 | あれこれ
ブロ主がコテたんと暮らし始め、近くの運河を散歩するようになり
たぶん・・・初めてワンコ散歩仲間となったおじさん。

散歩よりも立ち長話が多く
1時間以上も同じ場所で、おじさんの若かりし頃話を聞かされていた。
国鉄の建築の部署(?)で大きな駅のほとんどを造って来た・・的なお話。(テキトーに聞いててごめんね)

いつも明るく話をするそのおじさんは、胃がんの摘出手術を受けていてとってもホッソリ
おじさんの奥さんがお店をやっていて多忙な為、夕飯はいつもコンビニのお弁当がテーブルの上に置いてあるって笑ってた。
から揚げ弁当が多いって
胃がん切ったのにから揚げ弁当ブロ主が食について考えた出来事。

おじさんのワンコが亡くなり、ウワサではおじさんも入退院を繰り返すようになり
昨年は顔を見る事が少なくなっていた。

歩くのもユックリになっていたおじさんが、運河で会った時に
ちょっと前に流行った渡辺淳一の愛の流刑地を読んで
『死ぬ前に小説のような恋がしたい
なーんて言っていたのを思いだしていた今日

おじさんが天国に旅立っていた事を知った。

地元の昭和初期風な喫茶店でアイスコーヒーをご馳走になったのが最後?
3分ぐらいで歩く距離を15分ぐらいかけて歩いた帰り道。
いつものように、じゃあまたねーって別れたままだったのに

運河を散歩する度に思い出す人がまた増えてしまった。

運河には今年も菜の花の芽がいっぱい出ていた。

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