去年の2月27日
そう去年の昨日
夫は立てない、歩けない状態で退院してきました
転んで足を骨折
それまでも歩行器を使ってやっと歩いていた状態でしたから
骨折してしまったら、車椅子になるのは必然的だったのかもしれません
退院前のカンファレンスで認知症の症状も進んでいるとの指摘があったので
そちらも不安材料でした
夫が入院している間、コロナの影響で面会が制限されていて
その時の夫の様子を知る術もありませんでしたから・・・
夫が帰ってくるまで介護用ベッドや車椅子、玄関スロープなど
ケアマネさんと相談しながら必要なものはレンタルしておきました
入院する前までも要介護2の夫でしたので
私が介護していると言えば介護でしたが
少しでも歩けているのと、全然歩けないのとでは違います
退院した当時は、骨折していないほうの足も全然力が入らず
車椅子からベッドへの移乗、またその反対もとても大変でした
オムツ交換も義母や実母の下のお世話をしたことがあるとはいえ
男の人のオムツ交換は初めてでしたので
最初は漏れたりして大変でした
またオムツを自分で外してしまうこともあり、その度に複雑な思いに涙を流したものでした
そして試行錯誤の一年が過ぎた今
夫の足も、骨折していないほうの足は若干力がついて
車椅子とベッドの移乗もそちらの足を軸に自分でなんとか頑張っています
もちろん予期しない膝折れがありますので、必ず手は添えますが
去年のように夫の体重を全部支えるような思いはしないで済んでいます
認知症も家に帰ってきて落ち着いたからか、今のところそこまでひどくはなく
確かに不機嫌になることは以前と比べると多くなりましたが
元々が穏やかな性格でしたので、私のほうであまり気にしなければ
またすぐに機嫌も直ります(笑)
オムツ交換も、テープ式のオムツのサイズやいろいろなメーカーのオムツ用パッドを使い
当て方などを工夫しながらやっと今、なんとかあまり漏れないようになってきました
夫と私の年金と同居する娘が入れてくれる生活費で生活している我が家
夫が退院するときに娘から家に入れる生活費の増額の申し出があり
ありがたく思いました
そして夫はその生活費で賄える日数、ディサービスとショートスティに通ってもらっています
最初は行くことに拒否反応を示していた夫も
一年たった今は、迎えに来た介護員さんと談笑しながら行っています
去年の今日、不安だらけだった私ですが
今は穏やかな日々が続いていることに感謝しています
そして
夫が入院したころは、こんな小さかったユキチも
退院するころは
そして今
こんなに大きくなりました😅
「元気がでます」
心が折れそうになる時もあるのですが
「どうにかなる!」と自分に言い聞かせています。
今日から新しいディサービスにに週に2回。
今までのトレーニングが主のディサービスが3回。
週に5回は疲れるかとは思うのですが
喜んで今出かけて行きました。
今日は色々な用事を済ませて
帰りを機嫌よく待っています。
愚痴かな?
ごめんね。
骨折した足だけじゃなくて折れてない方まで
力が入らない人を動かすのは想像しても
大変だったろうと思います。
夫の父親が認知が進んだときにそんな感じで
階段を上げるのに両脇を抱えて2人であげるのに
一苦労したのでこれをひとりでなんて、
どれだけ大変かと思います。
一年経って穏やかな日々になったこと、本当に良かった。
ユキチさんも温風ヒーターに大きな体をのせて
くすっと笑わせてくれて、いやなことも
緩和されそうですね (*'ω'*)