きょうは私の幼い頃の思い出をひとつ
今から60年以上も前の話
あの頃は夏になるといつも
隣の県に住む祖父(母の父)のところに一泊位で遊びに行った
いつも一張羅の服を着せてもらって
母に連れられて
汽車に乗って(あの頃は蒸気機関車)
優しい祖父に合うのがうれしかった
祖父の家に行って今も忘れられないことが・・・
祖父は私が行くといつもスイカを切ってだしてくれた🍉
スイカを食べるとき
私はいつもパンツ一枚
その他の服はすべて脱いでほぼほぼ裸🤣
それだけはよ~~く覚えている
きっと祖父はスイカの汁が服に付くのを懸念したんだろうな
今は笑い話だが
暫くはスイカを食べるときは裸にならなきゃならない
本気でそう思っていた🤣🤣🤣
祖父がこちらに遊びに来るときは
お土産はいつも
バナナ🍌
今は手ごろな値段で買うことができるが
あの頃は高級品
バナナなど高嶺の花だった
祖父が来た時だけ食べることができた果物だった
私の父はとても厳しくて
昔は躾で通っていたことだろうけど
今だったらおそらく虐待で通報されるレベル
自分の感情をそのまま子供にぶつける人でもあった
祖父がそれを知っていたかどうかは知らないが
私にはとてもやさしかった
祖父が家に来たときはいつも一緒に寝てくれた
お風呂も一緒に入ってくれた
学校にも迎えに来てくれた
床屋さんにも連れて行ってくれた
優しく名前を呼んでくれた
70歳近くなった今でも
あの頃の祖父のやさしさは忘れられない