ベニマシコとウソとノスリ

≪ ベニマシコ　オス ≫


目的のものは、なかなか出現してくれず、それでも待つしかないと覚悟を決めていた時のこと。
なんと、直ぐ近くにベニちゃんのお出ましでした　




最初は、カサコソという音が聞こえてきて、目線を左側に移したら、こんなこともあるのかとびっくり。
ベニマシコが地面に降りているのです。




そのあと、フェンス際の低木に移動して、ムシャムシャと始まった。




今までベニマシコは山の斜面の上の方にいることが多く、どうしても鮮明には撮れなかったけれど、今回だけはこんなに下まで降りてきてくれ、ほんとにありがたいことだった。




しかも、背面まで見せてくれての大サービス。
よっぽど、私の努力に対してお情けを感じてくれたのかも。
それだったら、今度はあの「や」の字のお方に私の気持ちを伝えておくれ　


≪ ノスリ≫


そして、同情者はベニさんだけではなかった。
同じ場所の斜め前方に今度はまっシロシロが、目にはいった。




背の高～い木のてっぺんにいたのでした。

私が待機していたのは、橋の上。
同じ橋の端では同じ時間帯から釣り糸を垂れる人がひとり。
「 ノスリ 」 が撮れただけでもめっけもんだったねと声をかけてくれた。
ベニちゃんをパシャパシャ撮っていたことは、気づかなかったよう。
それもそのはず、ワカサギが大漁で忙しかったみたい。


そのあと、お昼過ぎまで待ったけれど、音沙汰ないので、今日はもうあきらめようとしたところ、帰り道で二人のバーダ―さんがカメラを構えていて、ウソがいることを教えてくれた。

≪ ウソ　オス ≫




≪ ウソ　メス ≫


ペアのこのつがいが、枝の向こうで見え隠れ。
素敵なお土産もいただいたのですが。。。

北風の強い、花粉が舞いしきる日のことで、この日から本格的花粉症状発症ともなりました （ ）