アオゲラの子育て そのⅠ

夕御飯の時のこと。
「 いい話しがあるよ。なんだと思う？ 」 と聞く夫。
「 通帳でもどこからか出てきたの？ 」 と、味気ない私。
もう少し愛想良くしなきゃと思い直し、「 珍しいトリでもいた？ 」 と、期待感いっぱいの顔で聞いてみる。


それが今回のネタとなりました。


≪ アオゲラの巣 ≫


頭が白くて、背中は灰色っぽいような羽のトリが丸い穴の中に入って行った。
というのです。
黒と赤い羽もあったと言うので、『 えーーっ、まさかアカゲラ？　こんな平地にいるはずないけど。。。？ 』 と思いながらも、ワクワクしてあくる日の夕方、偵察に行ってきたのでした。





ダメかなぁー、移動してしまったかなぁーと心配しながらしばらく待っていると、穴の中からひょこ、ひょこと覗く顔。




赤ちゃんのようです　




赤ちゃんは、もうそろそろお母さんが帰ってくる頃だとわかっていたのでしょうか？
聞き慣れない鳴き声がきこえたあと、しばらくして、、、

　　　　　　　

ついに、親鳥があらわれた　





灰色っぽい色の羽と言ったのは、少々薄暗い時間帯なので、緑色がわからなかったようだ。

お母さんアオゲラは、左右に気を配ったり、後ろの方を気にしたりしたかと思うと・・・


　　　　　　　



　　　　　　　

するりと、穴の中に潜り込んでいった。
夕方５時半くらい。


そのあとはどんなに待っていても、子供も親も顔を出すことはなかった。
あくる日の朝、６時過ぎ頃偵察に行ってみたけれど、もうとっくにエサ探しに行っているのか再会することはできなかった。

でも、楽しみ。
これから時々、覗きに行ってみるつもり。
そして、親子のツーショットを撮れたらいいなぁー