チョウゲンボウとカラスのバトル

そこで見たのが、このチョウゲンボウとカラスの熱い戦いだったのです。



最初はお互いけん制しあって様子見の状態。




カラスが強気に出ました。




あら、あら、チョウゲンボウのお母さん、すくんでしまいました。
カラスは胸を張って、どんなもんだいという感じです。




「 お許しくだされませぇ～ 」
お母さんは子供を守るために、平身低頭で謝っていました。






バトルの前、この巣の中で若は待機していたのです。




お母さんは、その巣の上で陣取っていましたが、カラスの目をそらすために最初の写真の場所に移動してそこを闘いの場としたようです。




それにしても、お父さんはどこに行っていたのでしょうか？


この日には、もう一つバトルが発生しておりました。
「 チョウゲンさんがやっぱりいた―♪ 」と夢中でシャッターを押していたら、私の前５ｍぐらいのところで、ちょっと若手の男の人と、年の頃は60才過ぎくらいのおじ様が、
何か盛んに言いあいしてました。
聞くともなしに聞いていると、(実は耳をダンボにして)　先にカメラを構えていた自分の前で写真を撮るなんてマナー違反ではないかと注意している若手の人と、
それに対して、みんな斜め上にカメラを構えているのだから、貴方の前で構えても、被写体は被らないはずと言い張るおじ様のいい分でした。
それは、それは長い時間、二人はお互いの意見を主張しあい、結局私がバシャパシャやっていたにもかかわらず、30分以上、二人は一回も撮ることはありませんでした。
こんな面白い場面が上では行なわれていたと言うのに、かわいそうに。