昔昔その昔
銀河の辺境の星
ペコポン
所は、日ノ本
四国の土佐の国
西の端に有ると有る魚村の村外れ。
季節は、未だ暖かい頃の話。
そこに居たのは、毛むくじゃらで四足歩行の怪しい生き物。
取り合えず挨拶を。
今晩は!
今晩は!や無いやろう??今何月や思ちょるが
8月やで!ざまに暑いがやで!わかっちょるがかい
涼しなっち来たけん此れから色々忙しいがやけんど。
まさか手ぶらやないやろね何ぞ持っち来たがやろうね
済まん!ナンチャもっちょらん。
(此の生き物、幡多弁は、通じる様ですが、かなり威圧的です。)
ええええ!ナンチャもっちょらんが。
そうゆわんと遊んじや。
ほたえたら暑いし、腹も減るしね。
チョット横んなっち行くかい。
(割と良い子かも)
所で何しにこんなとこまで来たがで。
海に夕陽みに来たがよ、此れからいぬるとこやったがよ。
夕日は、見えたがかい。
何とか見えた!
そらぁよかったね。
此処が涼しいね、やすんじいったや。
ヤッパリ コンクリートの上はえぇかい
風も通るし気持ちえぇわや。
此処は、涼しいで。
えぇとこやね。
くろうなったらこの辺は、怖いけんね
猫に襲われるかもしれんけんよ、へんしもいんだほうがええで。
おっとろっしゃこわいねや。
今日は、もういぬるけん。
きぃつけちいなないかんで。
辺境の地に住む生物に幡多弁が通じるとは、かなり知能が高い様ですね。
見かけに寄らず良い子でした。
頑張って歩いてます、クリックしてください。
このニャンコは野良・・・ではなさそうですね。
散歩で良い出会いがあったようで良かったですね。
博多弁が通じるとは恐れ入ったニャンコ様であります。
それ以外は、喋れないと思います。(笑)