korosukeの散歩日記

一度閉店したのですが、
時折、風を通すのに写真を投稿してます。

幡多弁講座 <さ行>

2020年07月28日 | 方言(幡多弁)

「枇杷の花」

幡多弁講座 しぶとく続けてます。

 さどいすばやい すばしっこい
あの犬は、逃げるががさどいけん、なかなか、ようつかまえん。
あの犬は、逃げ足が素早いから、なかなかつかまえられない。

さかしさかさま(逆)

さかもげさかむけ(ささくれ)

ささくれは、「指先を切ったりこすったりという外的な刺激がなくても、

爪の周りの皮膚や甘皮の部分が剥けてしまう状態」を言うようです

さがれる散らかる

掃除をしていなくて、物が散らかっているような状態を言います。

あそこの家の嫁さんは、掃除が嫌いかしらん、家の中は、いつじゃちさがれちょる。
あそこのお嫁さんは、掃除が嫌いなのか、家の中は、いっつも散らかってる。

 ざまにたくさん とっても

同じような意味の言葉に、『べったり』とか、『こじゃんと』があります。

菓子は、ざまに買うち来たけんど、他にも何か構えなぁいかんねえ。
お菓子は、たくさん買って来たけど、他にも何か準備しないとだめだよね。

 ざんじ急いで すぐ たちまち
同じような意味の言葉に、『へんしも』があります。

そんなことじゃったら、ざんじ行てこんと大ごとになる
そんなことだったら、急いで行かないと大変なことになる。

オンチャンも入院したけん、ざんじ良うならぁえ。
おじさんも入院したから、すぐに良くなるよ。

 じきにすぐに

同じような言葉に、上の『ざんじ』もあります。
ちなみに、急いでは『へんしも』と言います。

さばをこうち来たがじゃったら、へんしもさばかざったら、じきに腐るけん。
さばを買って来たのだったら、急いで料理しないと、すぐに腐るから。

 しのべる片づける
 とりあえず片づけておくと言うのではなくて、きちんとしまっておくと言うイメージです。

ちなみに、しのべているものを探すことは、『たんねる』と言います。

 しまい大変 大ごと
 終りと言う意味ではなくて、『大変』とか、『大ごと』と言う意味です。

そんな、人をばかにしたようなことを言いよったらしまいぜ。
そんな、人をばかにしたようなことを言っていたら大変だよ。

しゃっち何回も(しつこく)繰り返す (07/28/2020追記)

先からシャッチ言よる。
先ほどから、同じことを言っている。

しょうしな恥ずかし

今時、そんなことを言いよったらしょうしなぜ。
今時、そんなことを言っていたら恥ずかしいよ。

似た様な意味で『めんどい』が有ります。めんどうくさいと言うのではなくて、『恥ずかしい』の意味で使います。

しょうたれるみすぼらしい 弱々しい
 この『しょうたれる』は、きちんとしていないこと全般に使う言葉の1つです。

しょうたれちょるみすぼらしい

何ぞ。そのしょうたれた風は。』何なの。そのみすぼらしい格好は。・・・のように使います。

 

じゅうがわりいすっきりしない 着心地が悪い
 このじゅうがわりい』は、『着心地が悪い』とか、『使い勝手が悪い』と言う意味です。

 似た様な言葉に「のうがわり」が有ります。幡多弁で、外せ無い言葉の一つです。

この服は、ちいとこまいかしらん、じゅうがわりいちいかん。
この服は、少し小さいのか、着心地が悪くていけない。

 

しよき干物
 『しおき』は、『塩をきかして干した魚(干物)』を言います。

 

じるいぬかるんでいる
 単純に、『ぬかるんでいる』と言う意味です。
ちなみに、ぬかるみは『びちゃ』と言います。

 

しわいしつこい
 この『しわい』は、『しつこい』と言う意味ですが、味などがしつこいというのとは意味合いが違い、性格や行動を言います。

この子は、何回言うたち言うことを聞かん。ほんまに、しわいちや。
この子は、何回言っても言うことを聞かない。本当に、しつこいんだから。

 

ずつない悲しい つらい
 『悲しい』とか、『つらい』と言う意味の言葉で、気持ちを表す言葉の1つです。

長いこと飼いよった猫が死んで、毎日、ずつのうちたまらん。
長い間飼っていた猫が死んで、毎日、悲しくてたまらない。

 

ぞうくそがわりい腹立たしい
 単純に、『腹立たしい』と言う意味です。
ちなみに、すねるは『くじくる』と言います。


今日は、パチンコで大負けしたけん、ほんまに、ぞうくそがわりいちたまらん。
今日は、パチンコで大負けしたから、本当に、腹立たしくてたまらない。

 

 

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幡多弁講座<は行>

2019年02月05日 | 方言(幡多弁)

幡多弁講座<は行>


はしかいいちくちくする

『ちくちくする』と言う意味ですが、着ているものにごみなどがついて、ちくちくするような状態を言います。



はすいもつゆいも、りゅうきゅう

 『りゅうきゅう』のことですが、高知県だけで作られている野菜ではないかと思います。

イメージとしては、さといもに似ていますが、さといもは芋を食べるのに対して、はすいもは茎を食べます。

『つゆいも』とも言います。


はそい細い 折れやすい

『細い』とか、『折れやすい』と言う意味です。

ちなみに、丈夫なことは『ごつい』と言います。

 

はたそば 近く

『近く』と言う意味です。

『にき』とも言います。


はちきん男勝り

土佐の女性を表現する時に使われる言葉ですが、『働き者で情にあつい女性のこと』を言います。

男勝りの女性のことも『はちきん』と言いますが、この場合は、あまり良いイメージではなくて、性格が荒いことを意味します。


ばったりしまった やられた

『しまった』とか、『やられた』と言う意味です。


はてがない果てしがない

『果てしがない』と言う意味ですが、距離や遠さを言うのではなくて、食べすぎとか、飲み過ぎ、買い過ぎ・・・など、常識の範囲を超えている場合に使います。

 

ばぶれる暴れる

 『暴れる』と言う意味ですが、好き放題にすることや、わがまま放題にすることも『ばぶれる』とか、『ばぶれ放題』のように使います。


はりこむ思い切る 頑張る

『頑張る』とか、『思い切る』と言う意味ですが、肉体的にも精神的にも頑張ることや、大盤振る舞いをすることなどにも使います。

同じような意味の言葉に、『きようて』があります。


はりまわすびんたする、平手打ち

『びんた』のことですが、ぶったり、なぐったりする時の表現はいろいろあります。

『しばきまわす』とか

 

 「ひ」

ひいとい中一日中

この『ひいとい中』は、単純に、『一日中』と言う意味です。

今日は、高知まで行て買い物をするがに、ひいとい中かかった。

今日は、高知まで行って買い物をするのに、一日中かかってしまった。

 

ひがしやま煮干いも

『さつまいもを、皮を剥いで丸のまま煮て天日干しをした物のこと』を言います。

美味しいですよ。


びす頭の傷

頭に傷ができて毛が生えて無い状態の場所(傷跡)

 

ひせくる大声を出す 驚く

怖いものを見た時や、急に驚いた時、難題を解決したような場合に、『ひせくる』とか、『ひせくった』と言います。

よく使われる言葉の1つですが、説明が難しいです。

『へせる』とか、『へせくる』とも言います。


ひちめんどうくさいやっかいな 手間がかかる

 この『ひちめんどうくさい』は、『やっかいな』とか、『手間がかかる』と言う意味ですが、めんどうくさいということをオーバーに表現した言葉です。

 

びっしりしょっちゅう

 この『びっしり』は、『しょっちゅう』と言う意味ですが、この辺りでは、『ぎっちり』とも言います。

同じ言葉ですが、違う意味も有ります。

庭一面に草が生えてる状態を『草が庭にビッシリ生えちょう』とも言います。

 

 びったれ弱虫

 この『びったれ』は、『弱虫』と言う意味です

ちなみに、しゃきしゃきしている人のことは、『しゃんしゃん』と言います。

 

びちゃ見ず溜まり

 この『びちゃ』は、単純に、『見ず溜まり』と言う意味です。

ちなみに、ぬかるんでいる状態は『じるい』と言います。

 

ぴっと少し わずか

 『少し』とか、『わずか』と言う意味です。

ちなみに、たくさんは『ざまに』とか、『こじゃんと』と言います。

 

ひところこの前

 この『ひところ』は、『このまえ』と言う意味ですが、『ひところねえ』と言う場合は、『この前はしばらく』とか、『何日間か』と言う意味になります。


○○ひら○○側

 この『○○ひら』は、『○○側』と言う意味ですが、単独で使うことはなくて、

『あっち』のことは『あっちゃびら』、『こっちのことは『こっちゃびら』、『そっちのことは『そっちゃびら』と言うこともあります。


ひんじょう文句

 『文句』と言う意味ですが、文句を言うは『ひんじょうをくる』と言います。

ひん飲む飲み込む

 『飲み込む』と言う意味です。

ちなみに、飲み込まないで口の中で転がすことは『すばぶる』と言います。

 

*(1)

びちくる釣り上げられた魚が飛び跳ねる様にビックリする様。

     凄くビックリする様子ですね。

 

「ふ」

深靴長靴

 『長靴』と言う意味です。

 『ゴム長』とも言います。



ふしける化膿する

 『化膿する』と言う意味です。

かさぶたが出来る様な状態。 

 

ぶちょうな不器用な

 『不器用な』と言う意味です。

 

  「へ」

へえぃぜ普段

 『普段』と言う意味です。

多分「平素」がなまった物だと思います。

 

へごな変な物

 変な物、変わった物、見た事も無い物、良く解ら無い物の事を言います。

へんこ変わり者

      変わり者、頑固者、へそ曲がり?難しい人・・表現が難しいですね。 

へせる叫ぶ

 『叫ぶ』と言う意味ですが、大声を出すという他に、びっくりしたと言う意味もあります。

同じような意味の言葉に、「おらぶ』があります。

 

へち違った場所

 違った場所、別の場所、共通語にするには、良く使う言葉なので難しいです。

道をまちごうちへちの道に行っちもうた。道を間違えて違う道を進んでしまった。

 

べったりたくさん

 『たくさん』と言う意味です。

同じような意味の言葉に、『ざまに』、『何ぼでも』、『ぎょうさん』などがあります。

 

べっぴん美人

 『美人』と言う意味です。

女の子がきれいになったことを、『べっぴんさんになったね』とか言います。

男の子が成長したことは、『若い士になったね』と言います。

 

べら

 『舌』と言う意味です。

 

へんしも早く 急いで

 『早く』とか、『急いで』と言う意味ですが、高知県を代表する方言の1つです。

へんしも行かなあ、汽車に乗り遅れるぜ。急いで行かないと、汽車に乗り遅れるよ。

 

べんちゃら御世辞、ごますり

 『御世辞』と言う意味です。

 

「ほ」

ほいたらそしたら

 単純に、『そしたら』と言う意味です。良く使います。

 『ほんなら』とも言います。


ほうばい仲良し

 『仲良し』と言う意味です。

なかの良い友だちと言う感じです。

友達の事は、『とぎ』と言います。



ほざく文句をつける

 『文句をつける』と言うような意味ですが、『騒ぐな』と意味合いも有ります。

 

ほざくな文句を言うな

 

欲しいぃこともったいないこと

 『もったいないこと』と言う意味です。

あの野菜は、まだ食べれるがじゃったに、捨てちしもうて、欲しいことよ。あの野菜は、まだ食べれるのに、捨ててしまって、もったいないことよ。

 

ほたえる騒動する 騒ぐ

 『騒動する』とか、『騒ぐ』と言う意味ですが、この辺りでは、すき放題することも『ほたえる』とか、『ほたえ放題』と言います。

同じような意味の言葉に、『つばえる』があります。



ぼっちりちょうど

 単純に、『ちょうど』と言う意味です。

 

ぼつぼつそろそろ ゆっくり

 そろそろと言う意味ですが、この辺りでは、『ゆっくり』と言う場合に使うことが多いです。

 

ほっぱじんましん

 食べ物で中毒を起こした時に出る『じんましん』のことを言います。

中毒をおこすことを『あたる』と言います。


ぼるもれる

 『雨漏りがする』とか、『水が漏れること』を言います。


ぽんと全部 全て

 『全部』とか、『全て』と言う意味です。

同じような意味の言葉に、『ぴったり』があります。

ちなみに、わずかのことは『ちいぃと』とか『ちょびっと』と言います。

 

ポンポンオートバイ(単車)

 『オートバイ』とか、『スクーター』と言う意味です。

今のバイクは、言いませんね。昔の単気筒のバイクの事を言って居た名残だと思います。

 子どもに『ぽんぽん』というと、『お腹』のことになります。

 

ほんならそれでは

 『それでは』と言う意味です。

同じような意味の言葉に、『ほいたら』があります。

 

ほんま本当

 『本当』と言う意味です。

此の言葉が、方言ちホンマやろか?解らんちや。

 

*(1)追記(2019/02/05)

 

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幡多弁講座 <う~お>

2018年06月08日 | 方言(幡多弁)

ひやなったねや! 

忘れんうちに続きぜよ。

うずく 痛む」
 この『うずく』とは、『痛む』と言う意味ですが、多くの地方で使われている言葉だと思います。
この辺りでも、病気やけがで、その部分が痛むということの他に、悩み事や心配ごとが続く場合にも、『頭がうずく』と言います。
昨日切った指が、うずいていかん。
昨日切った指が、痛くてたまらない。

 

うち 「私」
 この『うち』とは、『私』と言う意味ですが、関西の方でも使われていると思います。
この辺りでは、お年寄りは、ほとんど使わず、子どもや中年の女性が使う場合が多いです。
ちなみに、お年よりは『おら』とか、『わし』・・・などと言うことが多いです。
男の人は、『わし』とか、「おんだあ』・・・などと言ったりもします

 

うむ 「化膿する」
 『うむ』とは、『化膿する』と言う意味ですが、多くの地方で使われている言葉だと思います。

 

えがむ  曲がる」
 『えがむ』とは、単純に、『曲がる』と言う意味です。

 昔から重労働ばかりしていたから、腰も足も曲がってしまって、何ともならなくなった。

昔から荒仕事(重労働)ばっかりしよったけん、腰も足もえがんでしもうて、何ともならんなった。

えてがわり 「勝手が悪い 思うようにならない」
 『えてがわりい』とは、『思うようにならない『とか、『難しいことヲ解決しなければならない』ような場合に使いますが、少々のことではなくて、考えたり、悩みぬかなければならない場合や、重労働をしなければならないような場合を言います。
同じような意味の言葉に、『なんぎな』があります。


 明日は一日中、中腰でする仕事ばかりだから、相当かってがわるいのに困る。

明日は、一日中、中腰でする仕事ばっかりやけん、なかなかえてがわりいがに困らあや。

えんこ 「かっぱ(河童)」
 『えんこ』とは、河童の事ですが、実存する生き物ではなくて、子どもが川の深い所で泳がないようにするために使われてきた言葉です。
昔は、親が遊びに付き合うといことが少なかったですから、危ない所に行かないようにと、いろいろなことを言って脅していました。

 深い所で泳いでいたら、すぐにかっぱが来て、足を引っ張ってつれて行かれるからね。

深い所で泳ぎよったら、じきにえんこがきて、足を引っ張っち連れて行かれるぞ。

因みにえんこは胡瓜が好きで、胡瓜で釣れるそうです。

 

えんぐりかんぐり 「クネクネ」曲がりくねったと言った感じの意味です。 *2018/05/10 追記

 この先は、クネクネした道なので気を付けないとダメですよ。

 この先は、えんぐりかんぐりした道やけんきぃつけないかんぞ。

 

おう 「背負う しょう」
 『おう』とは、負担を担うと言う意味ではなくて、『子どもを背負う』時などに使います。
「おぶう」とも言います。

ちなみに、荷物などの場合には、『になう』と言います。

 

お客 「宴会ごと」
 『お客』とは、個人的に来客があると言うのではなくて、『祝儀、不祝儀の宴会』を言います。
普通は、飲み会の事です。(笑)
高知県の宴会ごとには、皿鉢(さわち)料理が不可欠で、皿鉢(直径数十センチの大皿)に盛り込んだ料理は、それは豪快で豪華です。
県外の人は、皿鉢と聞けば、かつおのたたきと勘違いしていることも多いですが、中身はかつおのたたきを始め、巻き寿司やにぎり寿司の盛り合わせ、その他にも、刺身や肉のたたき・・・・など、いろいろな料理があります。

 

おじる 「怖がる」
 『おじる』とは、『怖がる』と言う意味ですが、ただ怖がるのではなくて、怖くてどうしようもない状態を言います。

 このこは、この犬には毎日吠えられているから、とても怖がってる。

このこは、この犬にゃ毎日吠えられよるけん、ざまに、おじきっちょる。

 

おっこうな 「大げさな」
 『おっこうな』とは、『大げさな』と言う意味ですが、大それたという意味だけではなくて、この辺りでは、物事を大げさに言う時や、少しのことで驚いたり、泣いたりすることも『おっこうな』と言います。

 それくらいのことで泣かなくてもいいじゃないか、大げさな。

これくらいの事で泣かんでもええやいか、おっこうな。

 

己ばえ 自然繁殖」
 『己ばえ』とは、人工的に種を撒いて増やしたり、育てたりするのではなくて、『自然に種が落ちたり、根が張ったりして増えること』を言います。

 

おばち 「尻尾」
 『おばち』とは、魚の尾びれなどを言います。

地域差が有り、魚から動物など、全ての『尻尾』のことを言う所も有ります。
ちなみに、魚のことは『いよ』、かにのことは『がね』、鮎のことは『あい』と言います。

 

帯ちょう(おびちょう) 帯状疱疹」
 『帯ちょう』とは、『帯状疱疹』のことです。

昔、帯状疱疹が発症し病院に行ったのですが、周りの者に、

そらあ帯ちょうよや」と言われ???状態に成った経験が有ります。

ちなみに、食べ物にあたって体中に出る蕁麻疹のことは『ほっぱん』と言います。

 

おらぶ 「叫ぶ」
 『おらぶ』とは、『大声で叫ぶ』という意味でも使います。

 大声でさけんでるざまな声でおらびよる

おらんく 「自分の家」
 『おらんく』とは、単純に、『自分の家』と言う意味です。
ちなみに、君の家は『われんく」、そこにいない人で話の中に出てきた人の家は『あいとんく』と言います。
自分のことは『おら』、君のことは『われ』、その他の人は『あいと』とか『そいと』などと言います。

2018/06/08 追記

おんちょめんちょ 「雄蝶雌蝶」

 三々九度の盃にお酒を注ぐ役目の子供

男女で5歳位までの子供が役目を担います。

 

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幡多弁講座<わ行>

2016年10月29日 | 方言(幡多弁)

幡多弁講座<わ行>

「わ」

自分

 単純に、『自分』と言う意味です。

『おんらあ』自分たちと言う意味ですが、『おら』とも言いますし、女の人(年寄り)でも、『おら』とか、『わし』と言います。

ちなみに、お前は『われ』と言い『われら』は、お前たちと成ります。


わさ

『わさをいう』噂をする、話題にすると言う意味です。



わやにするばかにする 粗末にする

この『わやにする』は、『ばかにする』と言う意味ですが、物を『粗末にすること』も『わやにする』と言います。

 

わやくちゃむちゃくちゃ、めちゃくちゃ。

『わやくちゃ』は、単純に、『むちゃくちゃ』と言う意味です。

 

わく間引く

『わく』 野菜の苗などを間引く事。 (10/29/2016 追記

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幡多弁講座<その他>

2016年06月24日 | 方言(幡多弁)

幡多弁講座<その他>

 

なば

 茸の類を総称して言いますが、通じない地域も有ります。

 

にぎり玉の数当て遊び

 数人が手の中に、びい玉ヲ隠し持っておいて、それを、

自分の隠し持っているものとたして数を当てる遊びです。

『びい玉』は、『びん玉』と言います。

 

にっきタンマ タイム

 待って欲しい時や、ゲームを中断する時に使います。


おじゃみお手玉

 運動会などで、玉入れをしたり、鈴わりをする時の『お手玉』です。


首っちょ山で鳥を取る仕掛け

 作り方は、ばねになる竹や木枝などを、地面や、斜面にさします。

野鳥の好きな木の実などを置いておきます。

野鳥がその餌を直接取らないように、枝などで囲いをして、入り口だけを開けておきます。

入り口から入って仕掛けに触るとばねが反応して、野鳥の首を挟むようになっています。(ギロチンの様に首を挟みます)

首がちぎれるほどの威力が有るので、首がちょんぎれる首っちょ

 

こばん虫かご 鳥かご

 昆虫や野鳥を入れる『かご』のことです。

竹や木で作った四角い鳥かごを言います。

時効ですが、昔、メジロを捕まえて良く飼ってました。

 

うえうなぎをとる仕掛け

『うい』とも言います。

うなぎが入るくらいの木や竹製の長方形の箱に、入り口にかえり(ベンノようなもの)をつけて、

うなぎが入ると出られないような仕かけを作ったものでした。


ぷっしゅん手製の水中銃

 泳いでいる魚を突きさす道具です。

適当なサイズの竹に、ばね(ゴム)と引き綱、それに、とばすための金の棒をつけて、手元のレバーを引いて、その金の棒を飛ばして突きます。

手作りの水中銃ですね。

『金突き』

竹の先に三つ又の矢じりを付け魚を突く銛の事を言います。

(ゴムを付ける事も有ります。)


がんめん水中めがね

 水に潜る時に使う水中眼鏡の事です。

水中眼鏡のガラスが曇ると、近くのよもぎの葉っぱを取ってきて、その葉をもんで汁を絞り、ガラス面につけて曇りを取りました。


えんこ河童(かっぱ)

 川の深い淵とかに住むと言われる妖怪です。

好物は、胡瓜だと言われてます。会った事は、有りません。
  

どんま馬飛び 『馬飛び遊び』のことです。


『おうのう』

説明が難しいです。

 あまりうれしくないことや、やっかいなことを今から解決しなければというような時に使ったり、

これから、どこかへ行かなければならないときや、何かを始める時などに使うことが多い言葉です。

例文おうのう、今もんち来たとうやに、またいかなあいかんかよ。

解説あぁ、今帰ってきたばかりなのに、また行かなければならないんですか。


だあいや

 この『だあいや』は、相手の言ったことに対して、『そうですか』とか、『それには驚いた』というイメージで、

自分が先に話しかける時には、ほとんど使わない言葉です。

例文姉さんが、明日は高知へ行かなあいかんけん、畑の手伝いには来れん言いよったぜ。

     だあいや、来れん言いよったかねえ、そりゃ、げに(本当に)困ったよ。

解説姉さんが、明日は高知に行かなければならないから、畑の手伝いには来られないと言ってたよ。

     そうですか、来れない言ってましたか。それは、本当に困った。

 

ちゃんとしもうた

『ちゃんとしもうた』は、やってしまったことや、言ってしまった言葉に対して、『困ったなあ』とか、『うっかりしていた』などのイメージです。

例文ちゃんとしもうた、せっかく店まで行っちょるに、洗濯粉をこうて来なあならんがじゃった。

解説うっかりしてた、わざわざお店まで行っていたのに、洗濯粉を買って来なければいけなかった。

例文2あの人に、あんなことを言うて、ちゃんとしもうた。

解説あの人に、あんなことを言ってしまって、本当に困ったなあ。


ちやだよね

例文今日は、お医者がつんじょったがに、よいよ困ったがちや。

解説今日は、病院が込んでいて、本当に困ったんだよね。

 

ながなの

例文このお菓子、、食べたらいかんがなが。

解説このお菓子、食べてはだめなの。

 

がかいてるの

例文雨が降ってきそうなけん、洗濯物を入れよるがかい。

解説雨が降って来そうだから、洗濯物を入れてるの。

 

・・とだって

この『・・・と』の意味は、人から聞いたことを、次の人に伝えるときに使うことが多い言葉です。

例文あそこの家、今年の暮れには建て替えるがと。

解説あそこの家、今年の暮れには建て替えるんだって。

 

この『ち』というのは、幡多郡(特に宿毛市周辺)で使われることが多い語尾です。

その代表格が『行っちきちもんちきち』です。

解説行ッテ帰ってくる。

例文2近頃は、野菜がたこうちのせんねえ。

解説最近は、野菜が高くて大変だよね。

 

かぁらんらしい

例文今度の移動で、あの先生遠くへ変わるにかぁらんぜ。

解説今度の移動で、あの先生遠くに変わるらしいよ。

例文2隣のおじいさん、昨日入院したにかぁらんぜ。

解説隣のおじいさん、昨日入院したらしいよ。


のうし

この『のうし』は、話の語尾につけて使います。

例文こんなとおから、どこへ行きよらのうし。

解説こんなに早くから、どこへ行っているんですか。

 

もうかみようか

この『もうか』は、幡多郡でも四万十市(旧中村市)周辺で使われることが多い言葉で、宿毛市周辺では、ほとんど使われていません。

例文今日は、洋服の安売りがあるけん中村へ行ってもうか。

解説今日は、洋服の安売りがあるから中村へ行ってみようか。

 

ばぁほど

例文腹が減ったら何ちゃあできんけん、何でも好きなばぁ食え。

解説お腹がすいたら何もできないから、何でも好きなほど食べなさい。

 

つもんじゃあるかえたまらない

例文醤油をひっくり返したもんじゃけん、臭いつもんじゃあるかえ。

解説醤油をひっくり返したものだから、臭くてたまらない。

 

らしあたり

例文今日らし、町へ野菜の種を買いに行こうと思いよらあえ。

解説今日は、町へ野菜の種を買いに行こうと思ってる

例文2明日らし、衣替えをしようと思いよる。

解説明日あたり、衣替えをしようと思ってる。

 

けんどけど

例文今日は、ざまに暑うなるつけんど、長袖を着いち行くかえ。

解説今日は、かなり暑くなるらしいけど、長袖を着ていくかい。

 

よいよすごく とても

例文よいよ、困った。

解説すごく、困った。

例文2昨日の雨にゃ、よいよ、ことうた。

解説昨日の雨には、すごく疲れた。

 

ことのす

例文こたぁことのすにもならん。

解説此奴は、使い物にならん。


ことぉ あとぉ そとぉこの人 あの人 その人

こっちゃ あっちゃ そっちゃこっち あっち そっち

ころばあ あろばあ そろばあこれだけ あれだけ それだけ

こういうたち ああいうたち そういうたちこのように言っても あのように言っても そのように言っても

こんげに あんげに そんげにこんなに あんなに そんなに

 

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