かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

刺激的な本『開国の使者 ペリー遠征記』佐藤賢一さん

2014-04-28 07:41:45 | たんぎん立ち読み委員会










マーシャル「(前略)・・・・。我がアメリカにとって、ジャパンのような

チャイナの属国と結ぶことが・・・・・・。」



ペリー「属国ではありません。ジャパンは歴(れっき)とした独立国です」



マーシャル「だとしても、どこにあるかも知れないような小国でしょう」



ペリー「小国ではありません。三千三百万を数える人口だけでいえば、

チャイナ、インド、ロシア、フランス、オーストリアに次ぐ、

世界第6位の大国です。

我らがアメリカが問題にならないところか、

あのイギリスさえ及ばないのです」



『開国の使者 ペリー遠征記』153ページより





こてくんは頭をかかえた・・・・。

ここまで調べ上げているのかよ。ペリー提督・・・・・。

なのに『日本語』の特異性を知らずに、中国人を雇えば
なんとかなる・・・・と、

中国人に指摘されるまでは、思っていたとは・・・・



そう、アメリカの日本鎖国解除を阻んだ最大の難物は、
その『日本語』だった。

条約を締結させようとしても・・・・

双方が理解できる言葉でないと、意味がないからだ・・・・・。


おお、恐るべし日本語。(笑)


それにしても・・・・あの『白鯨』が新しい本で発売されている
当初の話である。

よくぞまあ、準備の為に・・・・
日本の事を『相当』調べたものだ・・・・。


ある意味、呆れかえるほどである・・・・。


しかも、当時のペリーは57歳・・・・。


なんという元気な・・・・(笑)


ため息しかでない、こてくんでした。


PS・20時6分。追記。


ようやく全部読めました。


1回目の遠征の時は砲艦外交で圧倒していた
ペリー提督も、2回目の本番では、
日本の粘り強い交渉にてこずる・・・・


・・・・という話でもありました。


それにしても・・・・日本人の修正力おそるべし・・・・・。



結局、不平等条約を結ばれる羽目になっても、
植民地にはならない・・・・・


その当時の、日本のしたたかさも垣間見える
本でありました。

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