甲南一期会(こうなん いちごかい)












一期会(いちごかい)の皆様の情報などを載せて会員様の親睦を図ります

山村師匠からのメール その1

2013-02-12 00:06:45 | 一期の近況
山村師匠 から頂いた

メールを引用させていただきます



さて、毎週水曜日、テニスをする前に開いている「謡曲教室」ですが、謡曲というのは、能の中から「囃子」「舞い」「間狂言」を抜き去ったものです。
登場人物の台詞(話し言葉であったり節が付いていたりします)と、地謡(じうたい)といって、物語のストーリーや場面の描写などナレーションの役割をする謡の部分を指します。

私の父は、元々能楽の血筋に生まれ、小鼓の家元に仕込まれ将来を嘱望されていたそうですが、故あって別の道を進んだ後、“名誉師範”というアマチュアを指導する立場の資格の下、いろいろな職業の方に「謡曲」「鼓」「笛」「太鼓」「仕舞」などを教えていました。 私はまったく見向きもしなかったのですが、大学卒業を目の前にしたころ、謡曲ぐらい習っておくのも何かの役に立つかもしれないと思い立ち、父に謡曲を習い始めたのでした。
 結婚式などでそれなりに役立ちました。 しゃべることの苦手な私に、スピーチは短めにして後を謡曲でごまかすという作戦を与えてくれたのです。

 が、還暦を迎えたころ、思いがけなく大いに役立つときがやってまいりました。
 芦田氏に教えてほしいと言われたのがキッカケです。 
 たまたま、テニスを継続的にやっていた仲間に声を掛けたところ、それなら一緒にやろうかということになり、稽古場としてテニスコート近くのマンションのカルチャールームを借りて続けています。
もちろん、私には正式な資格がある訳でもないし、幸い食べるに困ることもないので貸室の料金を全員で負担する以外にはほとんど費用をかけずにできています。 教本も、私の家にある古いものを拡大コピーして使うようにしていますので、今後年金額が少々目減りしたとしても続けることは可能だと思っています。
 何だか、生徒募集の文言のようになってしまいましたが、実際のところ水曜日に一緒にするのであれば、あと数名は充分受け入れ可能です。
 能楽の深淵さは別にして、大きな声を出す絶好のチャンスと考え、健康保持の一環としての謡曲もけっこうお勧めです。

 昔、村上文男氏とは共通の友達の結婚式で謡曲を披露することになり、その一節を教えたことがあったのですが、今彼は独学で稽古を積んでいます。
関西に集まったときや旅行先で、誰か可愛そうな人を見つけては観客として座らせ、ぶっつけ本番の東西合同発表会?もどきをしています。
今はまだ、観客は一被害者でしかありませんが、いずれ自ら観客を申し出る人が出現することを信じつつ、これからもゆっくりじっくり一歩一歩進んで行こうと思っているところです。

  現在の生徒さん
    芦田隆義 林高滋 村上文男 森脇太郎 他一名
                

以上 生徒募集とも受け取られるメールでしたが 

この機会を生かして 旧交を温めなおすのも良いかと お勧めです

リタイヤしてすることが無いメンバーさん達 

見学大歓迎 

観客希望の方もしくは 参加希望か 興味のある一期会メンバーは 

山村師匠か 生徒さん各位にお尋ねいただくか

このブログのコメントに書き込んでいただければ 連絡取れるように計らいます


山村師匠から 能の手ほどきも頂きましたので次回に披露いたします



山村師匠の写真がこんな古いのしか・・・懐かしい紅顔の美少年時代

角田さんから提供いただきました

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