次の世代のために 今できることを

人材のサイクルを意識する

今日の新聞では現政権への支持率18%という見出しが踊っていました。

政権運営への不満が非常に高まっています。

連日政局ばかりが報道されますが、政策、特に良い政策について大きく報道することって少ないなあと・・・


普段から各分野で政府と与野党の政策の違いはどうなっているのかということなんかをもっと積極的に発信してもらえると分かりやすいのかもしれません。

マニフェストは前回の総選挙で一般的な言葉となりましたが、選挙が政策を比較するという形になることはなかなか考えにくいと思っています。


日本は、昨年の歴史的な政権交代により大きな転換期を迎えました。

このことは、当時の政権の問題点もありましたし、将来にわたる人口減少と高齢化、地方の疲弊という国民の大きな不安の声に、国のこれまでの仕組みでは、応えきれなくなったことを意味するものでありました。

ただ、政治の仕組みが変わるためには、国民が政治に求めるものを変えていかなければなりませんから、やはりそう簡単には変わるべきでないのかもしれません。


益田市においては、高齢化率は30%を超え、残念ながら、人口減少、特に若者の流出や主要企業の支店などの転出も歯止めがかかっていません。

そのような中で出された萩石見空港の大阪便運休の方針。

全日空側の姿勢は大変厳しいようですが、5月にはとにかく島根県と益田市の姿勢を見せなければならないということで、支援策を提示していくとともに大阪便の利用促進をどんどんとPRしていくことになります。

自治体は住民がいなければ存続しません。

益田市が永続していくためには、単純に、この人口が減少し続ける負のスパイラルから抜け出さなければなりません。

就職や進学で市外に一旦は出て行った方々がここにまた帰ってくる仕組み、つまり人材のサイクルを、私達は、あきらめずもう一度丁寧に作っていかなければなりません。

1.産業に今一度活力を与えること

2.住みよい地域をつくること

3.今この町で育っている次の世代をしっかりと育てていくこと


こうしたことを、行政は行政としての役割を果たしながら、民間は民間としての良さを発揮しながら、それぞれがそれぞれに取組むのではなく、官民一体となって取り組んでいくことが何よりも大切だと思います。


空港利用促進に関して、今日付けで新たな緊急対策が打ち出されています。

今日は地区の老人クラブの総会がありましたので、空港利用促進のパンフレットを配布させて頂きました。

後手なのは重々承知していますが、あきらめてはいけないと思います。

1人1人ができることは少ないのかもしれませんが、人材のサイクルを確立するために、やれることを一つ一つです。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「つながりを育むまち」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事