今日は年頭所感です。
「益田を何とかして欲しい」
その期待の大きさを実感すればするほど、また、行政の仕組み、政治の仕組みを知れば知るほど、派手なアクションや単なる行政批判ではなく、真の改革のための布石を1つ1つ置いていかなければならない、足元からの改革が必要であると実感してきました。
今の仕組みを変えていくためには何をすべきなのか、その中で、市民にとっての最善の選択とは何か。
「益田を変えて欲しい」と全市民が思っていたとしても、市民一人ひとりの求める町の姿は必ずしも同じものではありません。
それぞれの年代、それぞれの地域、それぞれの立場や役割によって、求める町の姿は違います。
だからこそ、私達議員は、広く益田市全域を見て、市政全体の状況を見ながら、遠く20年先、30年先の益田市の未来を見つめながら、最善の選択をしていかなければなりません。
こうしたことを基本姿勢とし、2009年は、これまで議会の中で訴えてきた次の2つの条例づくりが動き出す予定となっています。
1つ目は『自治基本条例』。
目指すべき益田市のあり方を、議員だけでなく、開かれた場で、できるだけ多くの市民が真剣に考え、大きな目標を持って未来の益田市づくりに一丸となって向かって行く。
そのためのまちづくりのルールとなる“益田市の憲法”となる条例づくりです。
地味ではあっても益田市の『未来』のために『今』しなければならないことと大切に考え行動していきます。
2つ目は『議会基本条例』。
「議会が変われば市民が変わる」。ここまでの1年でそのことを強く実感してきました。
しかし、議会が変わるということは、議員全員が「変わっていかなければならない」と変革の必要性を共有しながら全員が変わっていこうという方向に進んでいかなければ意味がありません。
こうした声に議長、副議長を初めとして、議会全体でこの条例づくりに是非取り組んでいこうと動き始めることとなりました。
分権の大きな流れの中で、これだけ変化の激しい時代に対応してくためには、議会にも新たな仕組みが必要です。
議会基本条例検討委員会のスケジュール案では、市民の皆様への議会基本条例についての公聴会も企画することとしています。
議会改革のこうした動きについては、このブログや会派のサイトでもできる限り発信していきたいと思っております。
写真は、昨晩の「萬福寺」の姿です。
『デジタル掛軸』という光のアートにより、様々な姿に移り変わり、とても幻想的な姿でした。
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