次の世代のために 今できることを

向き合うことから

 全国的にあと2~3年で、更なる大きな出生率の減少が予想されています。

 益田市でも出生数は年々減少し、高齢者の割合は年々増加。
 少子高齢社会の先端をつき進んでいると言えます。

 そして、それに併せて増える財政負担と減り続ける交付税。

 財政が悪化していく中で、どこの自治体でも『何を大切にしていくのか』ということが年々問われてきています。

 既に地方自治体同士がそれぞれの独自の魅力を競い合い、より住みやすい地域に人が集まる自治体間競争の時代です。

 “お金がない”この益田市で、不安定な雇用状況での自分達の暮らし、これからどんどんと少なくなっていく子ども達の育ち、どんどんと増えていく高齢者の暮らし、若者がいなくなっていく周辺地域の暮らし、若者の都会地への流出など、今後の生活への不安は増すばかり。

 「国に言われたから」「県に言われたから」ではない、益田市独自の魅力を作っていかなければなりません。

 もちろんこの独自の魅力は行政だけで作るものではありません。

 市民がこれからの益田市について改めて考え、心豊かに生きることのできる地域を作っていくための施策を、市民と行政とが一緒に作り上げていくことが大切であろうと思います。

 私が保育園長としていつも心がけていることはただ一つ。

“子どもと向き合い、親と向き合う”ということです。

 さらけ出し、向き合うことで、子どもとも、親とも、信頼関係が作られる。
 いつもそう感じています。

 今の益田市にもそのことが言えるのではないでしょうか。
 まずは“市民と向き合う”ということが今の益田市に求められているように感じています。
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