市民学習センターで行われたシンポジウムの内容は、私たち市民に、これまでの学校に対する見方や考え方の転換が求められるものですが、シンポジウムに参加しているのはごく限られた学校関係者とごく限られたPTA。
より多くの市民がこうした話を聞く機会をつくる必要があります。
そんなことを考えながら夕方は日原へ。
今度は「津和野の教育を考える会」に参加しました。
この会は、児童数が減少し続ける中で、地域で育つ子ども達と学校をとことん支えている左鐙の未来を考える会の皆さんが主体となり発足した会です。
まさに地域の子ども達は地域で育てるを実践されている皆さんです。
会では宮崎県五カ瀬町の教育長、日渡先生の講演が行われました。
講演の内容については、左鐙の未来を考える会のホームページに動画付きで詳しく紹介されていましたので、こちらを是非ご覧ください。
左鐙の未来を考える会
http://sabumi.blog5.fc2.com/
学校評価シンポジウムでの話も、日渡先生の講演も、これまでの学校の在り方からの脱却が必要であるという内容でしたが、そのためには、まずはこうしたお話をより多くの市民が聞く機会を持つことが必要であることは間違いありません。
恐らくこうした時に有効なのが「ケーブルテレビ」ということになるのだろうと思います。
実際に津和野町の講演会では、ケーブルテレビでこの講演の内容を流すために撮影されていました。
益田で行われたシンポジウムは1回限り。
しかし、津和野ではケーブルテレビで何回も放送されるでしょうから、テレビで見る町民の皆さんはいろいろとお考えになることでしょう。
益田市として今回のシンポジウムの内容を情報発信するということもあまり考えられないでしょうから、ケーブルテレビを持つ地域と持たない地域との違いというのはこういうところにあるのでしょう。
日渡先生は講演の中で「学校や地域を変えるのは、行政の問題ではなく地域の成熟の問題」と言われていましたが、ケーブルテレビのある地域と無い地域とでは、地域の成熟度に差がついていくのではないかと考えさせられました。
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