次の世代のために 今できることを

総務文教常任委員会行政視察~岩手県花巻市のコミュニティ会議~

岩手県花巻市では地域自治組織についての研修。



平成18年の1市3町による合併後、今後の職員の減少や財政力も下がることを考えると今まで通りの行政運営では成り立たないという強い危機感の下、市長の方針として、新たなまちづくりの仕組みとして小学校区ごと、27地区にコミュニティ会議を設置し、コミュニティ会議を中心とした地域づくりが行われてきました。

何よりも市長が明確なビジョンを示し、そこに人もお金もかけるという強いリーダーシップがあったからできたことという説明がありましたが、市の根本の仕組みを変える取組みであるだけにその覚悟は問われたことだろうと推測できます。



現在益田市が地域自治組織を進めようとしていますが、その進め方のどこに問題があるのか、これからどうしていけば良いかなど、考えるためのヒントは盛りだくさんの研修となりました。
残念ながら今の進め方では課題だらけということになりますが...

一緒に行った議員の中には益田市が取り組もうとしている地域自治組織についてのイメージが湧かないと言っていた方もいましたので、そのイメージを共有できたこともこの視察の成果があったかと思います。

さて、せっかく委員会を預かる委員長職にありますので、今回の2か所の視察の内容については2月の委員会調査会にて議員間で議論する場を設け、執行部と話をしていくことで、議会内での政策形成のための新たなスキームを作れればと思っています。
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