次の世代のために 今できることを

強い危機感

 皆さんは危機感を感じることはあまりないかもしれませんが、平成14年から18年までの間に益田市内の0~6歳までの子どもの数は約150人少なくなっています。

 更に、これから2~3年後には団塊ジュニア世代が出産適齢期から外れ、出生数の更に大きな減少が見込まれています。

 実はもう10年以上前からこうしたことは予測できていました。
 予測できていたのに誰も本気で取り組まなかった。なぜでしょう?

 現実には少子化の速度は予測していた以上の速度で進行しています。
 一体誰がどうやってこの流れを止めるのでしょうか。

 益田市で少子化問題を真剣に考えている方がどれだけおられるのでしょうか。
 4年間で150名も子どもの数が減ったことに、少なくとも私は大きな危機感を感じています。

 今の子ども達が高校を卒業する時、それでなくても人数が少なくなっている子ども達が、大学全入時代に突入し、今の子ども達同様、益田に帰らないという選択をするのであれば、若い力がどんどんと少なくなっていきます。
 恐らく、進学して益田市から出て行く人の割合は変わらないかむしろ増えていくのではないかと思います。
 そうなった時には、地域を支えるのは高齢者だけとなり、周りには子どもの声が聞こえない。

 一生懸命育てた子ども達は都会地で立派になって・・・

 それでいいんでしょうか。

 少子高齢化の最先端の島根県、そしてこの益田市です。
 一刻も早く手を打たなければ、将来は今以上に高齢者ばかりの町になっていくことが既に予想できます。

 お願いです。誰か真剣に私の話を聞いて下さい。

 10年後、20年後の益田市はどうあるべきか。
 真剣に考えましょう。真剣に議論しましょう。
 
 目先の不安や利益に踊らされるのではなく、今の子ども達が大きくなった時に誇りを持てる益田にするために、将来を展望した議論をしましょう。

 この4年間は少子化問題だけでなく、地方自治のあり方も大きく変わってくる、そして益田市の財政も破綻の一歩手前にある4年間です。

 もはや、今まで通りのやり方では通用しません。

 強い危機感をもって臨まなければならないこの4年だと思っています。

 自分達の子ども達の将来を私達が作っていかなければなりません。


 今日も家に帰った時には子ども達は寝ていました。
 『この子達の将来のために』今頑張らなければなりません。


 それにしても子どもの寝顔は本当にかわいいです
 明日も頑張ります!! 
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