次の世代のために 今できることを

カロム!

昨日まで益田市子ども会連絡協議会主催のミステリーツアーにスタッフとして参加。

参加者は小学校5・6年生約170名です。

せっかくの春休み中にこれだけの小学生が集まる機会ですので、バスの中では被災者の方々への思いなどを聞いてみました。

「自分たちが東北地方を元気にしてあげたい」

と、できることに積極的に取り組みたいという声を多数聞きました。


参加した子ども達は東北地方、日本の復興に大きく寄与できる力を持っている子ども達。

今回の旅を通して考えたことが未来の日本の発展に少しでもつながってくれればと思います。


今日は各放課後児童クラブへ学童保育保護者会連絡会の皆さんから寄贈されたカロムが届きました。

カロム...?

聞き慣れない名前だと思います。

4人で遊べるボードゲームで、ビリヤードの原型と言われています。

世界中に愛好家がいたり、日本カロム協会という組織があったり、実は非常に奥の深い有名なゲームらしいのですが、知名度はほとんどありません。

昨年1月に中川ひろたかさんのコンサートを行った際、ご自身が“カロム大使”として全国各地にこれを普及させるべく宣伝をしていたことから、室内での活動がどうしても多い放課後児童クラブでの活動の充実のために、指で木製のおはじきをはじいて遊ぶという、とてもアナログなボードゲームであるこのカロムを各クラブに置くことができないかと話を進めていました。

県産材で作ることができないかと話をしていたところ、このたび完成し、各クラブに置かれることになりました。


さて、このカロムですが、“ひこにゃん”で有名な滋賀県彦根市では一家に一台カロムがあると言われていて、カロム全国大会も開かれているそうです。

ひこにゃん カロムで遊ぶ 旅フェア2010 5.28(金)




益田市では、放課後児童クラブについて、各地区へのクラブの設置など、数を充実させることを中心に整備が進んできました。

平成22年度からは開所時間の延長も行われ、少しずつ今の働く親の実態に合わせたクラブ運営がなされるようになってきました。

まだ決して十分ではありませんので、更なる充実に向けて働きかけていきます。

今後はクラブでの過ごし方やワーカーさんの対応のあり方など、質の充実に向けては運営形態の見直しなども必要になることと思っています。
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