窯出し作業を見学させてもらった。
伺ったときは、窯の手前の作品が既に出されていて、お手伝いのみなさん紙やすりで丁寧に仕上げ中、作品に傷をつけない様磨いてなかなか難しそう。
食器はザラザラを無くして口当たりよく、花器はザラザラを残して趣に、用途によって仕上げも多様。
続いて、窯の奥も窯出し、窯の中は、まだ、60℃の高温で中から取り出すのは大汗掻いて大変な作業。
磨き上げた作品は水で洗浄後、器の中に水を入れて一昼夜“水漏れ”の検査、これに合格して、初めて世に出る。
陶器にそれなりの値段がつくのも納得できる。