
そのタネを捨てるのを勿体無く思った私は、ペットボトルで水栽培用の容器をつくり、発芽させてみた。
アボガドの種の発芽は一般的に1ヶ月半、とのことだったが、実際は2ヶ月ほどかかり、ようやく小さな根が出ているのを発見。
そこからひょろりとした頼りなげな芽が出て頭をもたげ、最近になってようやく植物らしくなってきた。
異常に大きなアボガドのタネ。
根が出た部分は丸いタネがぱっかりと割れた状態になっているのに、不思議と割れて離れてしまうことはない。
もっともそうなってしまえば、栄養を蓄えている部分からの供給がなくなり、枯れてしまうのかもしれないが、その発芽段階がつぶさに観察できるのは面白い。
最近涼しくなり、植物たちも旺盛に伸びる時期を越えて一息ついている、と言った雰囲気である。
今日は、「もうだめだろう」と思って諦めながら水をやっていたカスミソウから発根しているのを見つけて嬉しくなった。
このカスミソウもたしか5月か6月に実家からもらってきたものである。
ただ沈黙を守っているだけに見えたカスミソウも、ただの丸い玉だったアボガドも、見事に命を咲かせようとしている。
毎度の事ながら、命のカプセルたちの驚くべき神秘には驚かされるのであった。
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