最近土日も忙しくて中々さくらちゃんの相手をしてあげられていない。
この日も朝からゴミまとめ。
伴侶と二人で庭に出てうんせうんせと廃材を切ったりしていたのだが、外が気になるさくらちゃんが玄関でウロウロしている。
そうかそうか、外に出たいんだね。
と地面に下ろしてあげると、するすると玄関を出て行ってしまった。
散歩に行きたかったらしい。
「ごめんね、今は散歩に行けないから、ごめんね、戻っておいで」
この日も朝からゴミまとめ。
伴侶と二人で庭に出てうんせうんせと廃材を切ったりしていたのだが、外が気になるさくらちゃんが玄関でウロウロしている。
そうかそうか、外に出たいんだね。
と地面に下ろしてあげると、するすると玄関を出て行ってしまった。
散歩に行きたかったらしい。
「ごめんね、今は散歩に行けないから、ごめんね、戻っておいで」

声をかけるが、納得できないのか戻ってこない…。

「おいで!」
車が心配でさくらちゃんを呼ぶのだが、どうも言うことを聞きたくないらしい。

「どうしてもだめですか…」
とでも言いたげに、じっと私を見る。

「ごめんね、さくらちゃん。無理だよ…。おいで。」
呼ぶが、しょんぼりしたまま帰ってこない。

「行きたいんですよね…散歩に…」
訴え続けるさくらちゃんだったが、車が角を曲がりこちらに向かってきたのが見えたので慌てて抱っこして門の中に入った。
一人で逃げ出したりすることはないものの、目で物を言い、私を説得しようとするさくらちゃん…。
ごめんね…早く土日にゆっくり遊びたいね…。
ひたすら謝りつつ抱きしめる私であった。
一人で逃げ出したりすることはないものの、目で物を言い、私を説得しようとするさくらちゃん…。
ごめんね…早く土日にゆっくり遊びたいね…。
ひたすら謝りつつ抱きしめる私であった。