こんにちは、東久留米市にある工務店のクラフトホームです。
ブログ2ヶ月更新できずにおりました。すみませんでした。
今日は、本のご紹介をします。
《ハチドリのひとしずく いま、私にできること》
南アメリカの先住民に伝わるお話から始まります。
森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います
クリキンディーはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
本の一部を抜粋して書きます。
-地球温暖化、戦争、飢餓、貧困…。ほくたちの生きている世界は深刻な問題でいっぱいです。しかしぼくは、それらの重大に問題よりさらに大きな問題があるという気がします。それは、「これらの問題に対して、自分にできることなんか何もない」とぼくたちがあきらめを感じてしまっていること。もしもこの無力感を吹き払うことができたら、つまり、「私にもできることがある」と思えたら、その瞬間、ぼくたちの問題の半分はすでに解決しているのではないでしょうか。
クリキンディの話をしてくれたアルカマリは、話のあとにこうつけ加えたものです。「あまりに大きな問題にとりまかれている私たちは、ともすれば、無力感に押しつぶされそうになります。でもそんな時は、このハチドリのことを思い出してくださいね」と。
さて、燃えていたあの森はその後、どうなったのでしょう。森は燃えてなくなってしまったのでしょうか。それとも…。
物語の続きを描くのはあなたです。-
無理なく「引き算」楽しく「ポトリ」
私たちはいま、地球温暖化という大問題に直面している。
ハチドリの物語の中で燃えているいる森は、実は地球のことなのだと考えることができる。刻々熱くなっていく私たちの地球を、どうしたら冷やすことができるのだろうか。
◇地球を冷やすのは、私たち◇
現在、日本人はひとりあたり1日平均7千gのCO2を出しているそうです。
これを減らしていくために私たちは引き算を学ぶ必要があると書いてあります。
計算を簡単にするために、環境問題に取り組む人たちが
CO2 100gに「1ポコ」という単位をあてることにしているそうです。
この1ポコ分のCO2を減らすためのひとしずくを「1ポトリ」と呼ぶことにしたそうです。自動販売機に頼るのをやめ、好きな飲みものを入れた水筒をもち歩いて、しずくを「ポトリ」。
使わなくてすむ機械のプラグを抜いて、しずくを「ポトリ」。
暮らしの中には引き算できる場所がたくさん!
小さなポトリもたくさん集まると大きなしずくになっていく。
◆ゴミ・リサイクル
レジ袋1枚(15g)をもらうのをやめる……0.9ポトリ
ペットボトルの使い捨てを1本やめる……1.4ポトリ
◆家電
エアコン冷房を27度から28度にする……1日0.5ポトリ
テレビを見る時間を1日3時間減らす……1日1.2ポトリ
ジャーの保温をやめる……1日0.8ポトリ
◆食べ物
オーストラリア産アスパラ1本で……4.1ポトリ
アメリカ産たまねぎ1個で……1.4ポトリ
中国産キャベツ1個で……2.2ポトリ
地球温暖化を防いでよりよい世界をつくるためには、楽しいことをいろいろがまんしたり、たくさんのつらいことをしなければならないと思っていた人も多いはず。
しかし、これまでの「もっともっと」という足し算ばかりの暮らし方をやめて、ポトリポトリと引き算を始めてみる。
すると実は、環境にいい暮らしが、より楽しく、美しく、安らかで、「おいしい」ことがわかる。
我が家でも、ポトリの数を増やしていけるように努力したいと思います。
「ハチドリキャンペーン」というHPがありますので見て下さい。
http://www.sloth.gr.jp/potori/
設計 山崎 高枝
クラフトホーム公式WEB http://www.krafthome.biz/
info@krafthome.biz
ブログ2ヶ月更新できずにおりました。すみませんでした。
今日は、本のご紹介をします。
《ハチドリのひとしずく いま、私にできること》
南アメリカの先住民に伝わるお話から始まります。
森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います
クリキンディーはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
本の一部を抜粋して書きます。
-地球温暖化、戦争、飢餓、貧困…。ほくたちの生きている世界は深刻な問題でいっぱいです。しかしぼくは、それらの重大に問題よりさらに大きな問題があるという気がします。それは、「これらの問題に対して、自分にできることなんか何もない」とぼくたちがあきらめを感じてしまっていること。もしもこの無力感を吹き払うことができたら、つまり、「私にもできることがある」と思えたら、その瞬間、ぼくたちの問題の半分はすでに解決しているのではないでしょうか。
クリキンディの話をしてくれたアルカマリは、話のあとにこうつけ加えたものです。「あまりに大きな問題にとりまかれている私たちは、ともすれば、無力感に押しつぶされそうになります。でもそんな時は、このハチドリのことを思い出してくださいね」と。
さて、燃えていたあの森はその後、どうなったのでしょう。森は燃えてなくなってしまったのでしょうか。それとも…。
物語の続きを描くのはあなたです。-
無理なく「引き算」楽しく「ポトリ」
私たちはいま、地球温暖化という大問題に直面している。
ハチドリの物語の中で燃えているいる森は、実は地球のことなのだと考えることができる。刻々熱くなっていく私たちの地球を、どうしたら冷やすことができるのだろうか。
◇地球を冷やすのは、私たち◇
現在、日本人はひとりあたり1日平均7千gのCO2を出しているそうです。
これを減らしていくために私たちは引き算を学ぶ必要があると書いてあります。
計算を簡単にするために、環境問題に取り組む人たちが
CO2 100gに「1ポコ」という単位をあてることにしているそうです。
この1ポコ分のCO2を減らすためのひとしずくを「1ポトリ」と呼ぶことにしたそうです。自動販売機に頼るのをやめ、好きな飲みものを入れた水筒をもち歩いて、しずくを「ポトリ」。
使わなくてすむ機械のプラグを抜いて、しずくを「ポトリ」。
暮らしの中には引き算できる場所がたくさん!
小さなポトリもたくさん集まると大きなしずくになっていく。
◆ゴミ・リサイクル
レジ袋1枚(15g)をもらうのをやめる……0.9ポトリ
ペットボトルの使い捨てを1本やめる……1.4ポトリ
◆家電
エアコン冷房を27度から28度にする……1日0.5ポトリ
テレビを見る時間を1日3時間減らす……1日1.2ポトリ
ジャーの保温をやめる……1日0.8ポトリ
◆食べ物
オーストラリア産アスパラ1本で……4.1ポトリ
アメリカ産たまねぎ1個で……1.4ポトリ
中国産キャベツ1個で……2.2ポトリ
地球温暖化を防いでよりよい世界をつくるためには、楽しいことをいろいろがまんしたり、たくさんのつらいことをしなければならないと思っていた人も多いはず。
しかし、これまでの「もっともっと」という足し算ばかりの暮らし方をやめて、ポトリポトリと引き算を始めてみる。
すると実は、環境にいい暮らしが、より楽しく、美しく、安らかで、「おいしい」ことがわかる。
我が家でも、ポトリの数を増やしていけるように努力したいと思います。
「ハチドリキャンペーン」というHPがありますので見て下さい。
http://www.sloth.gr.jp/potori/
設計 山崎 高枝
クラフトホーム公式WEB http://www.krafthome.biz/
info@krafthome.biz