相続税の追加分、ごっそり取られました。
さらに追加が滞納の扱いになり、滞納金が請求されることになりました。
相続税支払いの際に処分して現金化した分が所得となり、これから一年の住民税が大幅に跳ね上がりました。
きゅう・・・。なんかどこまでも搾り取られるだけ搾り取られている気分です。わたしみたいな立場が一番税金取りやすい人間なんだろうなぁ。それでも払うしかないんですが。
で、またしても先日発売されて買う買う言っていた新Ryzenですが、結局注文することにしました。なにせもうじき消費税が上がりますし、さらにこれからメモリやSSDの値段も跳ね上がる気配がするからです。もうしばらくすれば新Ryzenそのものの値段が下がるかも知れませんが、今回AMDは日本でのRyzenの値段はだいぶ頑張っている印象ですから値下がりには時間がかかる気がしたのです。少なくとも16コアのRyzenが出るまでは値下がりはないでしょうし、そこまで待ってもいられませんでしたからね。だから、精神的に貧乏な今だからこそ早く買わなければ、とおもってしまったのです。
テストもありますので新Ryzenの代わりに現役を下すのはKaveriを使ったPCにします。とするとほとんど入れ替えですし、ケースもいい加減ベコベコで交換したい、というわけで完成形のPCで注文することにしたのです。
まず一番最初に注文先として考えたのが、昔注文したことがあるカスタムPC工房。ですが無理でした。ここは安いしほぼどんなカスタマイズでもしてくれるのですが、その代わりに非常に規模が小さなショップのため、大手と比べると最新パーツに弱いのです。当日はもちろん18日現在でも新Ryzenは扱っていません。
じゃぁ別のところに、とBTO系通販サイトを探りまわり、一番わたしにとって無駄がない構成になっているな、と感じたのが
サイコムです。単純なコストパフォーマンスなら一枚上と思えるショップもありましたが、特にグラボが高性能でもわたしにとっては意味がないので、ここにしました。注文した構成は、以下になります。
CPU : AMD Ryzen 5 3600
CPUグリス: CPUクーラー付属グリス(標準)
CPU-FAN : AMD純正 Wraith CPUクーラー [空冷/CPUファン]
MOTHER : ASUS TUF GAMING X570-PLUS
MEMORY : 16GB[8GB*2枚] DDR4-3200
HDD/SSD : Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 512GB]
VGA : RADEON RX560 2GB ASRock製Phantom Gaming Radeon RX560 2GB [DVI/HDMI/DisplayPort])
CASE : 【黒】Fractal Design CORE 2550S Black [サイコムオリジナル仕様]
POWER : SilverStone SST-ET550-B [550W/80PLUS Bronze]
OS : Microsoft(R) Windows10 Home (64bit) DSP版
はい、そうです。今回注文したCPUは、新Ryzenの中でも一番安くて性能が低い、Ryzen 5 3600です。今まで「一般向けハイミドルクラスが一番お買い得」としてきたわたしの主張とは異なりますが、精神的貧乏であるためと、むしろ6コアのRyzen5の方が今回調べて面白いのではないかという気がしてならなかったのです。最下位と言っても6コア12スレッドのモデル、これは今ウチで一番動画エンコードが速いCore i7 8700と同じになります。Intel一世代前ですが、今なお一般向けとしてはハイロー程度には位置し、先日「AMDの単体CPUシェアがIntelを抜いた」事件の時の集計ではIntelCPUで一番売れたCPU、つまりIntel系としては未だ売れ筋でバリバリの現役なのです。これに同じコア数同じスレッド数、値段に差があるRyzen5 3600がどこまで迫れるか、むしろ確実に8700に勝つだろう3700xよりもワクワクする比較対象だと思ったわけです。ちなみに上記以外は光学ドライブも含めて全部キャンセルにし、お値段120250円です。高いか安いかは意見の分かれるところでしょう。
ただ、少し選択を誤ったかな、と思うところも2か所あります。一つはVGAにRADEON RX560を選んでしまったこと。ちなみに標準構成だとGeForceGT710になるんですが、さすがに古くて性能が低い。ロークラスがいいのは確かなんですが、せめて現役世代にしたいな・・・と思って選択肢唯一のRADEON、RX560にしてしまったのですが、GeForceのGT1030にすればよかった・・・。せっかくならGeForceのロークラスをキープしておいた方が後で調べるのに都合がよかったです。RADEONは新アーキテクチャのRDNAのロークラスが出るまで待つべきでしたね。
もう一つの選択ミスは電源。この構成なら550Wの電源は十分な容量ですが、マザーにX570を選んだということは将来的にCPUの交換をもくろんでいるということです。その時果たして550W電源で動くのかどうか。一応16コアも候補に入ってますしね。ただ、グラボはもう交換する気が全くないので足りるかな?
このPC、今週中に届けばまぁ十分かな、と思っていたのですが、実は16日にはもう届いていました。中を見ると、さすが最近のケースにプロの手による組み立て、配線がみんな隠れていて、わたしのPCのカオスな配線とは比べ物になりません。まぁHDDを増設したので、その近辺だけはすでにカオスになりつつあるんですけどね。
CPUクーラーが標準、グラボが補助電源不要の小型ということもあってマザーボードの上部はスカスカ、大変扱いやすいPCになっています。ちょっとだけ困ったのはHDDの増設。専用ベイに固定するネジが専用なんです。3.5インチHDDは4台組み込めますが、ネジをなくしたらアウトになってしまいます。なので余ったネジはどこかケースにとりあえず固定しておければ後で探さずにすむのですが、あいにくとそうしたネジ穴の余りはなし。仕方なく袋に入れてテープで空きスペースに止めておきました。そこは不便ですが、後はまぁそこそこ。2.5インチのSSDを固定する隠しベイもありますしね。
さて、HDDとPT3を組み込んでセットアップしたのですが、ビビったのがWindows10の認証がされていなかったこと。しかも付属のWindows10もプロダクトIDがはがして会ってどうするぅぅ!! と焦ったのですが、ケースに貼ってありました。再認証からトラブルシューティングを選び、IDの変更からケースに貼ってあったIDを入力して認証が取れ、一安心。Windows10をインストールするときID入力もやっといてくれてもいいのに。
とりあえず初期設定も終え、いよいよこの新Ryzenによるテスト比較を開始しました。設定をミスしたりして一からやり直しに、を繰り返していてなかなかうまくいきませんが、CPU性能でわたしが一番、というよりほぼ一点だけ重視している動画エンコードにおいて、新Ryzenの性能が分かるまでとことんやるつもりです。数日は最低かかりますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。