中二になった息子、どうやら勉強は苦手。
試験あとは必ず何時間もかけて試験の点数をもとにやいのやいの言ってきた。
勉強をやる道しるべを作ったり、「何になりたい?」とか、「このままだとこんな人生だぞ!」
ということを毎回はなした。塾へ行かない息子に、私が教えたりもしている。
いつも息子は下をむいたまま何も反応しない。質問しても解らないという。
息子は、早くこんな時間が終わって欲しいから私たちの求めている解答探す。
息子は何も考えていないのだ。一方私と主人はしゃべりっぱなし。
そんな家族の話を翌日仕事場で話した。
27歳上司、仲間とバンドを組み曲を作ったりライブしたりしているらしい。
その方が私の話を聞いてはっきり「無意味ですね。逆効果です。成績表の数字だけで進路が
決まるわけじゃない!他の生活態度や活躍も評価になります。まして、目上からいろいろ言われると
反発したくなる。」
・・・・・・・・・と。
私たちは、息子を点数だけで評価していたことに気づいた。
まるで、ノルマ未達成の部下を「なんで達成しないんだ、どうするつもり?」と結果だけを求める
上司だ。リアル過ぎてぞっとした。
出来ないところを攻めるのではなく、息子努力していることを認め、背中を押したり喜んだりしてあげる
その延長線に成績アップのやる気スイッチがあるかもしれない。
親も子供と一緒に成長するんだな。
主人と「その27歳の上司、ありがたいねぇ」と語った。