うちの涅槃図です。先日のご法話で講師の先生がつついていただきました。。。
釈尊入滅の折、木の茂る場所に横たわり静かに涅槃に入るのを待つところだそうです。
お弟子さんはもちろん、動物もかけつけて悲しんでおります。この時、周りには沙羅双樹の木が8本ならんでいたということです。植物までも釈尊の入滅を悲しみ、うち4本が枯れてしまったということです。
そもそも食当たり(毒キノコ説あり)が原因のようです。その特効薬を釈尊の母親があの世から届けに来られたというのです。
その薬を釈尊のもとへ投げられたのですが、残念なことに沙羅双樹の木にひっかかり、釈尊には届かなかったようです。
その薬をとりにいく指名をうけたのが、ネズミということです。なので、涅槃図には基本的には猫が描かれていないようです。
東福寺さんには珍しいネコが描かれた涅槃図があるそうです。
この涅槃図にはいろいろなエピソードが描かれているようですね。。。