自己破産の申請をして、めでたく免責になってから2か月と少し経った日に
お世話になったS法律事務所から連絡がありました。
「何だろう、今頃になって」
僕としては、当然いい感じがしません。
話をした事務員のTさんが言うには
「うちの弁護士の働きで、貴方の債務が85万円減額されました。
つきましては、それに対する報酬として、30万お支払い頂きたいです。
この話は、以前したと思いますが、覚えていらっしゃいますか?
以前と同じように、月4万ずつの支払いでお願いできますか?」
青天の霹靂とは、このこと。
「毎月4万か、痛いな、というか無理だな、どうしよう?」
しかし、その数時間後に、また法律事務所から連絡がありました。
「すみません、先ほどの件ですが、弁護士と相談したら
『30万は、もらい過ぎでしょう。初めの4万だけ頂いて、それでいいことにしましょう。』」
随分と軽はずみな事務員さんだと、ちょっとムッとしました。
まあ、言いませんでしたが。
弁護士さんとは、相模原の裁判所で免責をもらった後、駅までバスでご一緒して
10分くらい話をしました。
「著作権の事など、今でも勉強しています。」との言葉もあり、
随分謙虚な方だな、と感じました。
そんな会話をしたのも良かったのかなと思っています。
まあ、26万も浮いて良かった。