長女は心の病気で、自宅療養中。
学校中退。
ほぼ、引きこもりに近い生活なんだけど。
学校で、音楽の部活をしてて、それが楽しかったらしく、今も楽器のレッスンを
行くことだけはできている。
音楽が、彼女の支えであり、救いでもあり。
この間、その長女のことで、感動したことがあった。
心の病気のためもあるのか、自分の気持ちをうまく表現するのが苦手な長女。
お年玉やお祝いにともらってある程度たまったお金を、長女名義の預金通帳に入れた。
帰宅してから、長女にその話をした時に、
「みんなが気にかけてくれてるのよ」
と話した。
その時の長女の表情が訳わからない、自分には関係ないというように見えたから、悲しくなって
「どうでもいいことなんだね!」って、
怒ってしまった。そしたら…、
私の、目の前に長女が来て、真剣な眼差しで
「これだけは言わせて!
お年玉とかくれた人たちに
感謝してる!」
と言ったの。
今まで、一番嬉しかった言葉だった。
わかってるんだって、思った。
嬉しかった。