昨日の記事の続きです。
ブログの趣旨から少々脱線しています。
勝連城跡の動画を見られて少しでも興味を持たれた方でしたら最後まで読みすすめて頂ければ嬉しいです。
初代琉球国王尚巴志(しょう はし)の息子尚泰久(しょう たいきゅう)後の第六代国王、その娘が琉球王女百十踏揚(ももと・ふみあがり)
流れ者から身を起こし持ち前の才覚で、ついには勝連城(かつれんぐすく)の主となった阿摩和利(あまわり)は地元民から大いに慕われていた。その阿摩和利ににらみを効かせるため、尚泰久は首里と勝連の中間にある中城(なかぐすく)に護佐丸(ごさまる)を配した。
護佐丸は、尚巴志に仕え、統一の戦闘で天下にその名をとどろかせた武将で、尚泰久の岳父でもあった。
天下をうかがう勝連の阿摩和利を懐柔するため、尚泰久は「国の花」と言われた愛娘の百十踏揚を阿摩和利に嫁がせる。
百十踏揚が阿摩和利に嫁いでからは、首里と勝連との緊張は解け、しばしの平和が訪れた。
しかし王家内で護佐丸を亡きものにしようとする者が「護佐丸謀反」を尚泰久王を含む周囲に信じさせることに成功する。
そして琉球史に残る争乱「護佐丸・阿摩和利の乱]が勃発する。
護佐丸征討軍の総大将に、王婿である阿摩和利を据える。百十踏揚は、自分の祖父である護佐丸を夫の阿摩和利が討とうとするのを必死で止めようとしたが、護佐丸謀反を信じ込んだ阿摩和利は聞き入れない。
阿摩和利は陰謀にようやく気づき戦闘を中止しようとしたが、護佐丸は南から攻める首里軍にやられてしまう。
阿摩和利は、「父」の滅亡に自ら手を貸した罪にさいなまれる。その苦悩する姿を見た百十踏揚は、阿摩和利を許す。しかし王家内の陰謀者は気づいたであろう阿摩和利をすかさず次の標的にして「謀反人」に仕立て上げる。挙兵直前に首里軍は百十踏揚を勝連城から強引に脱出させる。夫阿摩和利に添い遂げる決意だった彼女の心は再び切り裂かれる。
首里城に戻らされた百十踏揚は、父の尚泰久に王家内の者による陰謀で、護佐丸、阿摩和利の無実を必死で訴えるが、聞き入れられず、首里軍はついに阿摩和利を討つ―
「琉球王女百十踏揚」から
上記の人物が登場するCMがこちらで、私のお気に入りです。
CM動画ですので短いです 3本続けて観てもすぐ終わります。宜しかったらどうぞ
沖縄トヨタ×琉球偉人【尚巴志編】
沖縄トヨタ×琉球偉人CM【本編ダイジェスト版】
沖縄トヨタ×琉球偉人【百十踏揚編】
日本で戦国時代があったように、その昔琉球王国の時代があった沖縄でも戦国時代があり、今や偉人ともてはやされていますが、実は大半の者たちは悲しい結末でその生涯を終えているのですね・・・「合掌」。
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