ダンスと音楽と映画の人生~國岡徹

海外のダンス大会優勝を目指す~國岡徹(ダンスインストラクター)
健康とダンスと映画の有益な情報をお届けします。

ダンスインストラクター國岡徹のMUSIC&MOVE [クイーン②]

2020-01-08 11:53:06 | 音楽
ダンスインストラクター國岡徹のMUSIC&MOVE [クイーン②]

ダンスインストラクターの國岡徹です。
『ローリングストーン誌』が選んだ「最も偉大なアーチスト100」です。
世界で史上最高のミュージシャンは誰?
このランキングは2011年に選出、発表されました。
著名アーチストや音楽専門のジャーナリストにより投票されました。
原題は『Rolling Stone,s 100 Greatest Artists of All Time」です。
歴史に残るロックアーチスト、ソウルバンド、シンガーなどが名を連ねています。
今回は前回に引き続き、クイーン(Queen)の名曲ランキングです。 
(~MOVE 國岡徹)

クイーン
第4位「ファット・ボトムド・ガールズ」(Fat Bottomed Girls)

1978年10月発表。
痛快なロックンロール。1970年代に流行したグラムロック風の歌。
「Fat Bottomed Girls」とは、お尻が大きい女の子という意味。ある歌手が、胴回りが太い女性たちを讃えるという設定になっている。作曲・作詞はブライアン・メイ。
 2008年の雑誌インタビューでメイは「肉付きの良い女性あるいは男性を好むフレディ(マーキュリー)を念頭に置いてつくった」と語っている。ヘテロセクシャル的な内容ながら、さわやかなコーラスとフレディの愛嬌のおかげで、微笑ましい印象を受ける。
7作目のアルバム「ジャズ」に収録。
 映画「ボヘミアン・ラプソディ」では、初めてのアメリカツアーで全米を駆け回っているシーンのバックに使われている。
Queen - Fat Bottomed Girls (Live at Milton Keynes, 5th June, 1982) (Original Falsetto Mix)

Queen-FatBottomed Girls(Official Video)

Queen + Adam Lambert - Fat Bottomed Girls (Live at Summer Sonic 2014)


第5位「キラー・クイーン」(Killer Queen)
1974年10月発表。
クイーンのシングルとして最初にヒットした曲である。イギリスで2位、アメリカで12位になった。
3枚目のアルバム「シアー・ハート・アタック」に収録されている。半年前に発売された2枚目のアルバム「クイーン II」がイギリスで5位、日本でも26位まで上昇。
勢いに乗るなかでリリースされた本曲と「シアー・ハート・アタック」の成功により、世界的な人気バンドへと躍進した。
作曲・作詞はフレディ・マーキュリー。
上流階級出身の娼婦(コールガール)についての歌だという。
この娼婦はとてもリッチで、マリー・アントワネットのように「(庶民がパンが食べられないのなら)ケーキを食べればいい」と言い放っている、というような内容。
ブライアン・メイの美しく響くギターが前面に押し出されている。
1970年代前半に流行したイギリスのグラム・ロック(魅惑的なロック)の傑作として評価が高い
Queen - Killer Queen (LIVE - HD)

Queen - Killer Queen (Top Of The Pops, 1974)


第6位「タイ・ユア・マザー・ダウン」(Tie your mother down)
1977年3月発表。
クイーンのハードロック・バンドとしての才能が輝く名曲。
歴代のシングルの中でも最もヘヴィーな曲とされる。
コンサートでも人気の高い曲。
作曲・作詞はブライアン・メイ。メイ自身にとっても長年にわたって強い思い入れを持ち続けている曲だとされる。
タイトルの意味は「あんたの母ちゃんをしばいちゃえ」。恋人の両親に嫌われている男が、不平をぶちまける内容の歌詞。
5枚目のアルバム「華麗なるレース」に収録。「Somebody to Love」に次ぐ2枚目のシングルとなった。このアルバムは、前作の「オペラ座の夜」と比べてハードロック色が強めで、それを象徴するかのように本作がオープニングを飾っている。
また、このアルバムは日本で洋楽ロックバンドとして異例の大ヒットを達成。オリコンチャート1位に輝いた。

Queen - Tie your mother down - live wembley HD

Queen - Tie Your Mother Down (Official Video)


第7位「伝説のチャンピオン」(We Are the Champions)
1977年10月発表
音楽史上、最も愛されいるている曲の一つ。
ソニーが2005年、全世界70万人の音楽ファンを対象に行ったアンケートで、 「史上最も好かれている歌」に選ばれた。
マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」、ビートルズの「イエスタデイ」などをおさえ、堂々のトップ。
みんなで合唱しやすい歌。スポーツの試合で、優勝したチーム(チャンピオン)を讃える際に使われることも多い。シングル盤でB面となった「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と同様、コンサートでみんなで盛り上がれる曲として制作された。
作曲・作詞はフレディ・マーキュリー。フレディのピアノソロが泣かせる。
クイーンのライブではクライマックスに使われていた。 間髪入れずにラストのイギリス国歌へと流れる展開は圧巻だった。
タイトルのWe Are the Championsは「俺たちは王者」という意味であり、歌詞の中には「負け犬の出る幕はない」などの傲慢ともとれるフレーズがある。しかし、全体的にみると、勝ち誇るというより、勝利に向けて仲間とともに励ましあい、魂を鼓舞するような内容になっている。
 映画「ボヘミアン・ラプソディ」では、ライブエイドの演奏シーンに登場する。
感動を呼ぶ名シーンである。
Queen - We Are the Champions (Live Aid, Wembley Stadium, 1985)

Queen - We Are The Champions (Official Video)


第8位「愛という名の欲望」(Crazy Little Thing Called Love)
1979年10月発表。
一度聞いたら忘れられないキャッチーな曲。
ロカビリー調で、エルビス・プレスリーのような懐かしいアメリカンロックを彷彿とさせる。
クイーンの曲の中では異色のサウンドだが、ファンにはとても好まれている。
フレディ・マーキュリーのセクシーな低音が魅力。メンバー4人が皮ジャンスタイルで登場したミュージック・ビデオも好評だった。
作曲・作詞はフレディ。ホテルの風呂場でアイデアが浮かび、風呂上りにタオルを巻きながら、ギターを手に10分以内で書いたという。
ふだんはピアノで曲をつくっていたが、「知っているギターコードが少ないおかげで、かえってスラっと曲ができた」とか。
ライブでは、フレディが自らギターを弾く唯一の曲だった。
った。ライブエイドでも演奏されたが、映画『ボヘミアンラプソディー』の中ではカットされている。
 この曲により、デビューから7年目にして初めて全米チャート1位を獲得した。
また、この曲を収録した8枚目のアルバム「ザ・ゲーム」も、アルバムとして初めて全米1位に輝いた。
同アルバムからは「地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)」もシングルカットされ、 こちらも全米1位になり、アメリカでの人気も不動のものとなった。
Queen Live Aid 1985 - Crazy little thing called love

Queen - Crazy Little Thing Called Love (Official Video)

伝説のクイーン特集はまだまだ続きます。



///////
(~國岡徹)



最新の画像もっと見る