女子部主将の山口です。
今日は朝日レ3日目でした。
本来なら私たち女子クォも準決勝があったはずなのですが、出漕数が少なかったため、予選・決勝一発となってしまいました。
中2日でレースという今まで経験したことのない状況ですが、他クルーの応援が存分にできたり、クルー内で話し合う時間がたっぷりあったり、のんびり体を休めながら調整できたりと、それなりに有意義に過ごしています。
でもこうも間があいてしまうと少し不安にもなりますね。
今は早くレースがしたくてうずうずしています。
やっと立てる朝日レ最終日の舞台。
最高の結果を残したいです。
今日準決勝を勝ち上がった対校エイト、フォアとともに全クルーメダルを獲得できるよう頑張ります!
順番的にまずは私たちがしっかり勝って次に繋げたいと思います!
W4×+舞鶴(C高橋S野崎3章2山口B二宮)
11:16発艇 5レーン
です!
応援よろしくお願いします!!!!!
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(写真はリアル身長差50cm以上のcox高橋とデンマークからの招待選手です。
彼女が子供のように見えますが、実は彼女のほうが年上です笑)
こんばんは。
学部を卒業された先輩方、本日はご卒業おめでとうございます。
今回は、そろそろ終わりをむかえる冬期の練習ついてお話しますね。
この冬、私はいろんな方から刺激を頂きました。
1月。
デンマークからの招待選手、MATHILDE。
2016年世界U23選手権 軽量級ダブルスカル9位 の選手。
彼女とダブルに乗ると、水の掴み方、身体の使い方が全く違い、大きな衝撃を受けました。彼女に「どうやったらあなたのようなローイングが出来るの?」と食いつくように尋ねると、
『キャッチはソフトに、スライドは等速に。』と、彼女は自分の漕ぐ姿をコマ送りしながら、繰り返し丁寧に教えてくれました。
彼女の漕ぎ方は、今まで私が理想としてきたものとは違っていて最初は戸惑いました。けれど、興味本位で真似してみると艇速が伸びたため、これはいものを見つけたと思い、彼女の漕ぎ方を追求し始めました。この追究の過程で、『理想の漕ぎを人工的に作ることが私達には必要だ』と思い至りました。この“人工的”というのがミソなんです!
またこれと同時に、自分が今まで感覚的に漕いでいたことを激しく悔みました。
2月。
アイリスオオヤマの岩本さん。
関西学連主催の集いにて、岩本さんのボート人生をお聞きしました。
『毎日101%の努力をすること。』
『自分だけが強くなるのではなく、ライバルを育て、互いに強くなること。』
自分が強くなることしか考えてなかったけれど、「みなで切磋琢磨し、その中で自分も強くなってやろう。」と思い直しました。それからは、自分が持ちうる技術は惜しみなく周りに発信し、周りにいいネタがあれば教えてもらっています。そんな関係や習慣を根付かせようとしています。
3月。
食事会にて、コーチから、『ボートの理想の漕ぎは、既に存在していて、僕たちがするのは木彫りのように掘り起こしていくことやで』と教わりました。
1月からマチルダの漕ぎを追究して再現しようとしてきた私には、コーチのこの言葉は響きました。
ローイングとは、パワーで艇を進めるパワフルなスポーツではあるけれど、一方で、漕ぎ方の答えはすでにそこにあって、それを丁寧に丁寧に掘り起こしていく、追究していく、そんな繊細なスポーツだと思いました。
さらにこの会では、cox経験者であるコーチと、我らのcox高橋(一回生)とのcoxトークが繰り広げられていました。
すこし内容を紹介すると、
艇速について、コーチ曰く、
『(艇速の)いい時って、ジェットコースターのようなんや。内臓がもってかれる。止めてくれっ!って思いつつ、止めないでくれっ!とも思う。ゾクゾクするんや〜』
coxについて高橋曰く、
『coxとはアンプみたいなのもだと思います。艇の声を増幅させる役割だと思っています。』
漕手陣は、この2人のcoxトークの盛り上が様に若干引いていましたが、coxとはこんなにも艇と自身とを一体にいている存在なのかと、驚きました。“艇となったcox”の感覚をもっともっと伝えてもらって、客観的に艇の状態を知ろうと思いました。
また、そのゾクゾクをいつか必ずcoxに味わらせてやろう!と密かに思っています。
この冬期は、色んな方から刺激をもらって、とても濃い時間を過ごせたと思っています。けれど、満足はしていないし、まだまだ成長が必要です。これからも貪欲に良い変化を求め続けます。
色んな角度から試行錯誤して刃をくわえ、理想の漕ぎを掘りおこし、そしてさらに、理想の漕ぎを人工的に再現する。
これらを試合で体現できるように精進します。
最後に、例の食事会の写真を載せますね。
約1年半、大変お世話になった智郷さん(学生コーチ)の送別会でした。
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三回生 漕手
野崎 舞
こんにちは。
女子部の章、二宮は2月24日〜26日の日程で島根大学の合宿に遠征させて頂きました。その報告です。
1日目はリギング乗艇、2日目の午前にTT、午後は漕ぎこみ、3日目の午前は2000m並べ3本、午後はテクニック重視の乗艇と並べ1本でした。
向こうは片道最大2500メートルの直線コース。放流量は軽く300トンあると思います。午前は荒れる上、片道で4回くらい漁船が通ります。一番丸の波の比ではないです。向こうの人は波で止まらずに、波に乗るのだとか。
海外選手の漕ぎを題材に、杉藤コーチにレクチャーして頂きました。個々の漕ぎに対しても艇上、ビデオでフィードバックして頂き、改めて目指すべき漕ぎと現状とのギャップを認識しました。
今回の遠征で一番感じたことは、瀬田川は温室だということです。瀬田には何でもあります。タイトルで察して下さい。コース、艇庫だけではありませんでした。マネージャーが勝手に帰って8kmTTのタイムが残らない、何てことは京大ではあり得ません。同じ日本一を目指してサポートしてくれるスタッフ、日本一のエッセン、本当に感謝です。日本一を本気で狙う京大ボート部の一員であることを強く意識させられた遠征でした。
今回、このような機会を与えて下さったことに非常に感謝しています。杉藤コーチ、島根大学の皆様、現地で合宿を共にした他校の皆様に改めてお礼を申し上げます。今回身をもって学んだことを成長の糧に、女子部一同、これからもパワーアップを重ねていきます。
【おまけというかこっちがメイン】
寒い
島根といえば出雲大社。濱口さんの縁結びをちゃんと祈願しました。
ちなみに章さんがぬめぬめして汚いと言ってたこの水は、日本でも有数のパワースポットです。
鳥取大学さんのご厚意で、レンタカーに乗せてもらいテルサの湯へ行きました。感謝×∞です。
『卵一つで中華スープ』は作るのが難しい。溶け玉汁ができました。こんな京大女子に対して鳥取大学男子は完璧なスープをつくりました。
記念の一枚。皆いい人です。私がしゃがもうとすると、章さんは身長がごまかせないので必死で抵抗してきました。
詐欺じゃなくて工夫、by章さん
そうそう、帰ってきたらスクワット85kg持てるようになりました。
OFFは破れたロースーを縫っていたら終わりました、山口です。
慣れないことはするもんじゃないですね。
最近(というよりずっとか笑)女子扱いされないのでちょくちょく女子力アップキャンペーンでもしていこうかなと思います。
という話はさておき、昨日まで瀬田はお客様で賑わっていました。
まずは北海道大学。
去年茨戸レガッタに参加して以来の再会となりました。
また絶対瀬田にも来てねという約束を果たしてくれて嬉しかったです。
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モーモーロースーもう1回着たい・・・。懐かしい。
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お次は名古屋大学。
女子は1回生と2回生の3人だけでしたが、よい交流ができました。
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並べをしたり、混成クルーを組んだり、一緒にエッセンを食べたり、お風呂に入ったり・・・。
普段なかなか他団体と交流する機会がないので仲間が増えたみたいで嬉しいですね。
今度はレースで会えることを楽しみにしています!
そして明日には学連主催の関西女子選手強化練習会が京大の合宿所で開催されます。
講師にはアイリスオーヤマの岩本選手が来てくださり、関西の11大学から52人が参加します。
合宿所が女子でいっぱいになりますね。
交流を深めて視野を広げ、さらにレベルアップしたいと思います。
また今日から二宮と章の2人は島根大学との合同合宿を行っています。
別の場所でも競いながら多くのことを学んで、成長して帰ってきてくれることを期待しています。
ということで最近の女子部の活動をご紹介いたしました。
様々な刺激を受けながら、仲良く!元気に!活動していますよ!
明日はいよいよ二次試験の本番でもありますね。
受験生がこのブログを見てくれているかはわかりませんが、新しい仲間(特に女子!!!)が増えることを楽しみにしています。
未来の仲間が全力を出し切れますように。
女子部主将 山口郁佳
女子部主将の山口です。
(自分で書きながらもう私が主将なのかと身が引き締まる思いです。引退までもう1年もありませんが、精一杯頑張ります。よろしくお願いしますm(_ _)m)
さて、昨日、一昨日とHead of the Setaが開催されていました。
今年はニュージーランドからAdam Ling選手、Alistair Bond選手、James Hunter選手、Zoe Mcbride選手、デンマークからJuliane Rasmussen選手、Aja Runge Holmegaad選手が招待選手として来てくださいました。
みなさん世界で活躍されるトップレベルの方ばかりです。
普通なら一緒に乗ることなんてありえないのですが、ありがたい事にその機会をいただくことができました。
私はJulianeとは2回クォドに乗り、Ajaとは2日目にダブルでレースに出ました。
乗艇中は水のつかみの早さ、リカバリーのゆったりさを肌で感じることができました。
陸では私たちのつたない英語もきちんと聞いてくれ、聞いたことに対してはわかりやすい英語で答えてくれました。
とても充実していてわくわくする時間でした。
みなさん気さくで優しくて選手としても、人としても素晴らしい人たちでした。
きっと2020年の東京オリンピックで活躍している姿を見ることができるでしょう。
今から非常に楽しみです!
貴重な体験を本当にありがとうございました!!!
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↑近くのお好み焼き屋さんへ。
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↑クォドに乗りました。
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↑2日目のレースの様子。
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↑デンマーク選手と。
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↑メッセージ入りのロージャケとJulianeがくれたリオ五輪のデンマークポロシャツ。宝物です。
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↑集合写真。みんないい顔。
Thank you soooooo much!!!
See you again!!!
山口郁佳