女「ペロペロぺペロペロッペロッツ!!」
男「アッ、、アッ、、アッツ、やばい…。アッアッ、、、、。」
男「アッ、、アッ、、アッツ、やばい…。アッアッ、、、、。」
ベチャーーーーーーー!!!
近くの売店が購入した、
チョコンミントのアイスが床に落ちた…。
男
「何で、こんな雨の中俺たちが給湯室の掃除をしなきゃいけないわけ??」
女
「もう!そんなプンプンしないの。もうこのコロナ禍で仕事もなくなってきて、雑用でもちゃんとやらないとダメよ!」
男
「まっ、それなー。」
女
「はいっ!次、次!」
高田馬場駅西口から、徒歩4分。
とある川沿いの古びたビルの4階。
人事のアシスタントマネジャーの勇と
営業一科の事務、恵子は、たまたま居合わせた、
4階の給湯室にいた…。
勇
「恵子さん、ちなみに在宅は、何をして過ごしていたんですか?」
恵子
「そっ、そうね~。専ら大根の栽培かな??」
勇
「えっ?大根??うわ~~美味しそうですね!!ちなみになぜ大根を??」
恵子
「そっ、そうね~~~!!やっぱり、使い勝手がたくさんあるじゃない。。」
恵子は、そう言って…隣の会議室Aから椅子を引っ張りだして、座った…。
恵子
「ほらっ、アンタも座りないさいよ!」
勇
「あっ、はい!!失礼します。」
恵子
「私なんかさ~、テレワークが続いて、本当腰が痛くなっちゃって…。」
勇
「わっ、わかりますよ~~!!会社の椅子って、しっかりしてるんだと感じました。」
恵子
「DAYONE~~♪」
勇
「ドゥんプスパ!DAYONE~~♪」
ガターーーン!!
大きな音と共に、
4階給湯室の電気が消えた…。
勇
「えっ?なん、、なんだ、、、なんだ…停電か?」
恵子
「ちょっと、ちょっと、チョリソーバイブス!勘弁してよ…。」
「私、暗いの駄目なんだからさ…。」
勇
「じゃあ、僕ちょっと入口まで行って」
ガサガサ!!
恵子
「キャッ!!何か今動いた??」
恵子は、勇の体にそっと身を寄せた。
勇
「うわっ!恵子さん大丈夫ですか?」
恵子
「ごっ、ごめん!!急に怖くなっちゃって…」
「手握っていいかな?」
勇
「全然良いですよ!!大丈夫です!!はいっ!!」
恵子
「あっ、ありがとう…。勇君…。」
恵子の少し汗ばんだ体から、
ふとラベンダーのかほりがした…。
勇
「恵子さん、すみません…。手握るのは、全然かまわないのですが…」
「今握っているところは…。」
「すみません、僕のハローマイジュニアーでございます。」
恵子
「キャッ!!ごめんなさい!!!暗闇でわからなくて…」
「じゃあ、ここら辺かな…ギュっ」
勇
「けっ、けっ、恵子さん…。」
恵子
「はっ、はいっ?」
勇
「大変申し訳ございません。」
「え~~~、そこは私の玉袋博士ちゃんでございます。」
「わざとじゃないんですよね??」
「僕としては、嬉しいのですけど…こんななっちゃってますけど…。
恵子
「キャッーーーーーーーー!!」
勇
「キャーじゃないですよ!これどうやって、責任とってくれるんですか?」
恵子
「ごめんなさい!そうゆうつもりは、無いの…。」
勇
「責任とってくださいよ!責任!!」
恵子
「えっ?ここで??」
勇
「そうですよ!!!もうこれじゃあ、仕事になんないですよ!!
恵子
「無理!無理!絶対に!」
勇
「そりゃないよ!!!勘弁してくれよ!!すぐ終わるからさ!!」
恵子
「ごっ、ごめんなさい!本当無理です!!」
勇
「たっ、頼みますよ!手で良いから…」
「もう、我慢できねぇ~~~~!!チュオーーーーーーーーー!!!!」
恵子
「たっ、たっ、助けて~~~~!!ヘルプミィーーーー!!」
ドカーン,ドコドコドドカァーン
4階給湯室のドアが、開いた。。
男
「あっ、すみません。私、清掃会社の栗原と申しますが…。」
勇と恵子は、顔を見合わせた…。
勇、恵子
「うんぱねぇ~~~~~~~~~~~~~!!!」
和田
「限度ねぇ~~~~~~~!!!」
お後がよろしいようで。
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本日の一句。
「政治家は 誰も給料 下がってない」
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