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ふう~っ、やっと第二関門突破゜+.ヽ(〃∇〃) ノ.+゜
まだ第三、第四と残っているが、
めっちゃヘビーなのを今日納品したんで、
少しはブログとか書く時間は作れそうだ。
今日は麻布にある編集スタジオに、CGを届けに行くのに
ZZR1400にも乗れたし、気分がいい♪
そのZZR1400に対して質問があったので、記事でお答えしようかと…
コメント欄に書くには、ちと長くなりそうなんで…
俺の感じたZZR1400ってのも書きたかったしね(^ヮ⌒〃;)>
質問:黒影さんがZZRの良さをあげるとしたらどういうところですか?
俺が思うバイクを決定付ける要素に分けて、まとめてみた。
ま、惚れ込んでいるから、アバタもエクボで
あまり気に食わないところは無いんだけどね…(;´▽`A``
まずは
Kawasakiと その背景
よく人から、「何故カワサキなの?」と聞かれると
思わずこう答えてしまう…
「男は黙ってカワサキだろぉ」
ってね…(笑)
呼びたきゃ、呼べや…
「カワサキ万歳(マンセー)ヤロー」と…
ああっ、そうさっ、
俺はカワサキが大好きさっ!(爆)
四輪はホンダ車のくせして…(苦笑)
そんな偏見に満ちた俺の思い込みは、とりあえず置いておいて
ZZR1400の、その背景について…
なんと言っても、Ninja GPZ900R→GPZ1000RX→ZX-10→ZZR1100と受け継がれてきた
世界最強の称号を持つ歴代のマシンの、正当なる継承車であること。
このことも、俺の中では気に入っているファクターだ。
次に
デザイン
バイクは趣向品でもあるので、これは重要。
やっぱりカッコイイと思えないものには、跨りたくない。
世間的には賛否両論あるわけだが、
もちろん俺は「賛」。
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深海魚だとか、サメだとか、八目ウナギだ、極悪になったガチャピンだ、と
色々言われてるけど、それだけ個性的でもあるのだろう。
少なくても俺には、とても極悪な顔に見えた。
初めて見た時から、気に入っている。
まるで、
「この6つ目がミラーに映ったら、さっさとどかんかい!( ̄д ̄#)」
とでも言ってるかのように思えた(笑)
欲を言えば、もっと極悪な顔でもいいぐらい…(爆)
最近は少し可愛く見える時もあったりするんだが…ははは(;´▽`A``
発表当時は、ちと丸い顔がなぁ…、と思ったが
納車時に初めて本物を見て、その思いが一気に払拭された。
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写真では全く分からなかったけど、結構鋭角的な顔をしているんだよね。
実際にも、写真で見るよりカッコイイという意見も多い。
細かいところで言うと、メーター周りもお気に入り♪
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無駄を省いた視認性の良いホワイトメーター。
多少古臭いと言われるかもしれないが、この無骨でレーシーな感じがイイ。
色んな情報を伝えてくれる、マルチディスプレイも良い。
加えて、夜間浮かびあがる赤い文字が、なかなか闘争心を煽ってくれるので、
これも◎。
エアロダイナミクスデザインも素晴らしい。
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特にウィンドプロテクションは良く出来ていて
こんなに低いスクリーンなのに、ストレスを最小限に抑えながら
とんでもない速度に誘ってくれる。
好きな所を挙げると、キリが無いけど
代表的なものは、こんな感じかな。
そして肝心の
乗り味
一番に挙げられるのが安心感。
これって実は凄い事で、様々な要素が高次元で融和されているからこそ感じる感覚なんだよね~。
トータルバランスが非常に優れているんだろう。
まったく不安感を抱かず、あっという間に従来では考えられない速度域に導いてくれる…。
どんな速度でも必死さが無い…。
こんなに簡単にこんな速度に達してていいの?と思うぐらい(笑)
ZZR1400以前のどのバイクでも、「チャレンジ」と呼んでいたようなことが
至極日常的な速度に成り得てしまうという事なんだ。
この安心感を生み出している要素の内、特筆すべきは振動の無さ。
皆無と言ってよい程、振動が無い。
こんなに振動しないバイクは初めてだよ。
低重心から来る抜群の安定感も手伝って
まるで風の神様に包まれてるかのような感覚を覚えるぐらい…(笑)
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そしてこの低重心は、車体をとても軽く感じさせる。
これは、スリ抜けが多くなってしまう都内においては、とても助けられる。
一瞬でクックッとミラーを避けたりと、まるで中型車のような走りが出来るんだよね。
コーナリング特性にも影響してくるわけだけど、信じられないほどよく曲がる。
そりゃあ、SSに比べたら雲泥の差はあるかもしれないけど…
でもね~、懐が深いというか、不思議なハンドリングなんだよね。
ZZR1400に乗り始めた頃、調子こいて「やべっ」っと思うようなオーバースピードで
コーナーに侵入しちまった事があった。
ところが、その先にまだまだ曲がれる、今までに無い感覚のゾーンが存在していた。
正直ビックリしたよ。
そう、コーナリング中にレーンチェンジが簡単に出来るんだよね~。
この懐の深さは、コーナー脱出時に、より早い段階でアクセルを開けられることにも繋がって行く…
ZZR1400のお腹はデカくて、バンク角はSSほど取れないけど、俺ぐらいの技量じゃ
このぐらいが丁度いいかな…ははは(;´▽`A``
つづけて
エンジンフィール
ZZR1400のパワーフィールは「ジキルとハイド的」二面性を持っている。
非常にジェントルな味付けになっている4000rpm以下と
それ以降の高回転側では、全く違うパワーの出方をする。
このことは以前にも書いたが
メーカーサイドがセカンダリーバルブを制御することによって、
低回転での暴力的な出力を、わざと封印しているんだね。
有り余るパワーを開放したままでは、事故者が続出してしまうからでしょう。
腕に覚えのあるオーナーで過激なのが好きな人の中には、
セカンダリーバルブを撤去している人もいますが
俺は、これはこれで、この二面性も気に入ってます。
より、色んな世界を見れるんですよね~♪
そんな朝から晩まで目を吊り上げてマシンを暴れさせたいってワケじゃないし。
のんびり、まったり、トコトコ走る時は、低回転を多用し、
キビキビ走りたい時は、低めのギアで高回転使う。
こうすると、どんなステージ、どんなシチュエーションでも、
めっちゃ楽しい走りが出来るんだよね♪
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元々ZZR1400のエンジンは、高回転型のエンジンなので
パワーバンドを外さないライディングも、それはそれで楽しいのさ。
人によっては、大型車らしくギアチェンジ無しで、下からドカンと行きたい
という意見もあり、分からないではない。
でも、そもそも大型車はギアチェンジしちゃいけないって法は無いわけで
そういうギアチェンが面白い大型車ってのも、アリなんじゃないのかな。
低回転がジェントルなのも、
やたらとマンホールやペイントが多い都内において
雨の日なんて、余計な神経使わないで済むし…
なによりタンデムが多い俺にとって、アクセルワークに神経質になることなく
ツーリングを楽しめるのも良い。
あと、渋滞時には強い味方にもなってくれる。
スリ抜けも出来ないほど、どうしようもない渋滞って、時々あるんだけど
いくら軽いラジアルクラッチといえど、何十分もニギニギしてっと
さすがに握力が無くなってくる。
そんな時、このジェントルさがあって良かったなぁと、つくづく思ってしまう(笑)
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で、こんなに優しい低回転とは打って変わって、
5000rpmからの、あのとんでもない加速でしょ。
そりゃぁ、病み付きになるわな(爆)
しかも、そのパワーの出方も異質で面白い。
エンジンが頑張って速度を出しているって感じじゃないんだよ。
なんていうのかなぁ…
ドラゴンボールの元気玉じゃないけど、
大地からの無限の力が集まってきて、その力がバイクに伝わってゆく…
って感じ?
って、わっかんねぇよなぁ、こんな説明…(爆)
最後に
弱点
それは、やはり低速コーナー。
1速でも4000rpmを下回るような、超低速コーナーの続く峠などは
前記のジェントルパワーが裏目に出てしまう。
キビキビ走るには、半クラに頼るしか無くなっちゃうんだよね…
08年のZZR1400は、このジェントルな低回転の無さが不評だったのか
封印を若干緩めてるみたいだね。
ま、俺としては、年々増すこの膨大なパワーの使い道として、
カワサキは新しい道を提唱したんじゃないかと思うんだよね。
核で例えるのなら
これからの時代は、ミサイルを作る事に力を注ぐのではなく
平和的な利用を考えようみたいな…ね
その答えとしての、素晴らしい安心感であったり、
ジェントルな封印だったりするんじゃないのかな。
以上、俺の勝手なZZR1400への感想でした~♪
私もこのバイクには何かを感じます・・・(汗)
やはりスタイリングもかなりの出来で私の好みにぴったりなんですよ~!
そんな私もアコードWに乗っていますが・・(爆)
詳しくありがとうございました!
怒涛の加速あじわってみたいですねえ。。
どんな速度でも必死さが無い!これ今の自分の通勤に必要だなあ!
私の場合HONDA車にずっと乗ってきたのでカワサキにしたのはなぜか?と聞かれますがバイクが気に入ったからでやはりデザインなども他よりすきだったからなんですよ。
極悪顔のガチャピン素敵です(笑)
グリーンが市販されていればいいのになあ。。。
黒ねこさんも四輪はホンダですかぁ(笑)
家族旅行にはアコードWって感じですかね♪
そういえば、ZZR1400のスタイリングって、
意外とビクスク乗りの方にも
人気がありますよね。
どこか共通しているところがあるのかもしれませんね。
よく街中で、ビクスクのお兄ちゃんにも声かけられます(笑)
しかし、「紅葉ツーリング&ライダー丼」…
錚錚たるメンバーですね~♪
有名人ばかりじゃないですかぁ(笑)
俺も紅葉狩りに行ってこよ♪
ホントそれ、「必死さが無い」って感じ♪
下手をすると、
「おいおい、そんだけしかアクセル開けないのか?」と
上から目線でZZRが語ってくる時があります(爆)
まったく頼もしいというか、なんというか…(;´▽`A``
ZZRケロロver…
ごめんね、もうちっと待ってね~。
せめて合羽ぐらい入れさせてよってとこですね。
積載量も弱点ですね~(;´▽`A``
500mℓ程のスペースはあるものの、ETCとか装備しちゃうと
ほとんどスペースが無くなっちゃいますからね~。
そういえば、リアのサイドカバーの内側って、意外とスペースがあるんですよ。
あそこを上手く使えないかと、思案中です。(*ゝー・)b