
Panasonicの『DIGA DMR-BZT710-K』を購入して、まる3ヶ月。
そこで使ってみた感想をちょっと。。。
■デザイン
とてもスッキリしていて好きです、こういうの。
前面が半透明の一枚の化粧板になっているのが
なかなかスマートで気に入ってます。
軽くて奥行きも浅くて、置き場所にも困りません。
昔はデカくて重いのが一番という時代もあったが・・・(爆)
■録画画質・音質
現状の環境で言える事は ほとんど無いんだけどね(笑)
最高級のモニターや、非常に良いステレオ環境であればまだしも、ねぇ。。。
そもそも、そこら辺の技術は
どのメーカーも もうかなりの高水準に達していて
既に、俺みたいな素人が、とやかく言えるようなレベルは
とうの昔に超えてるんだよね。
普通に見ている分には、画、音、共にとてもイイです。
なんら不満はありません。(*⌒ー⌒*)b
■操作性
起動もすごく速いし、リモコンの反応もとても良いです。
そしてほとんどの操作で、「待つ」ということがありません。
サクサク動きます。
マルチタスクとでも言うんでしょうかねぇ?
番組録画中や、ディスクへのダビング中、その他どんな作業中であっても
何の制限も無く編集などができます。
ダビング中に編集ができなかったり
録画中に番組消去が出来ないとか
ちょっとでも制約があると、意外とストレスになるんだよね。
この辺はホント使いやすいです。
ただ、少し思ったのがリモコン。

左がパナソニック、右が東芝ですが
やはり10キーが無いというのは、
パナソニックの最大の欠点じゃないでしょうか。
前面のフタを開けると、10キーは出てきますが
普段チャンネルを換えるなど、頻繁に使いたいボタンだけに
東芝のように、表に設けて欲しかったです。
また十字キーも、東芝の方が一歩先を行ってます。
東芝は、上下左右のさらに外側にも上下左右のボタンがあるんですよね。
この二重の十字キーは、とても素晴らしく
使い手の操作を直感的にサポートしてくれます。
例えば、番組表で7番組表示しているとします。
そこで表示されていない、他の7番組を表示させようとした時
パナソニックでは十字キーの左右ボタンで一番組づつ送ることしかできません。
対して東芝はさらに外側に左右ボタンがあるわけです。
その外側のボタンを押すと案の定、ドンと7番組が一気に送られるんですね。
このような「ちょと送る」「ドンと送る」が
上下左右どの方向でも、一貫して十字キーでできる東芝は
ほんとストレスが無くて使いやすいですね。
こういった一歩先へ行った十字キーが
パナソニックにもあったら、なお良いのにと思ってしまいました。
俺の購入したDIGA DMR-BZT710-Kの上位機種には、
10キー付き「タッチパッド搭載無線リモコン」なるものが
付属しているモデルもあります。
そちらのリモコンの方が使いやすそうですね。
■番組表
これに関しては、どのメーカーも
何故重要視しないか理解に苦しむ機能です。
「番組表」って、基本的にレコーダーにおいて、
一番使う頻度の高い機能なんじゃないでしょうか。
なのにどこも、カタログの隅にチラっと載っている程度の扱いです。
普段一番使う機能だけに、
当初、この番組表で各社のレコーダーを比較してみた事もあるぐらいです。
結局カタログでは全くわからないので
直接店頭に行き、何度も操作しまくりましたよ(笑)
結果、正直言ってパナソニックが最低だったんですけどね…はは(;´▽`A``
特に一世代前のパナソニックの番組表は、酷かったぁぁぁああ~。
こんな感じ↓

文字の大きさド~ン!
広告ド~ン!
左右上下の無駄なスペースド~ン!
って、なめとんのかワレぇ!と怒りさえ覚えました(笑)
ちなみにSONYの番組表↓

バックが黒というのが賛否両論あると思いますが、
文字も細かく、表示番組数および表示時間ともに十分な情報を得れますね♪
そしてこれは東芝(テレビ)↓

表示スペースが最も大きく、一番情報量の多い番組表になっています。
画像は7番組表示になってますが、ソニーのように9番組表示にしても
情報量は一番多いです。
個人的には東芝の番組表が一番優れていると感じました。
でもって俺が買ったDIGA DMR-BZT710-Kの番組表がこちら↓

やっと、やっとあのデカデカと鎮座していた広告が小さくなり、
放映中のモニターが右上に移動し
多少番組表の表示スペースが広がりました。
ま、それでもねぇ・・・
猫の額と言うか・・・
まだまだ小せぇよ番組表。
広告もモニターも無くていいし。
てか、いい加減、文字を小さくしろよ。
東京で地上波全部表示させようと思うと
必然的に9番組表示になる。
その9番組表示にしたパナソニックの番組表がこちら↓

この9番組表示にすると、30分番組は一行という制限に、
一行5文字までという制限が付く。
これに字幕放送マークや二ヶ国語マークが付いた日にゃ
表示されるのは「2文字」と「…」。
なんの番組か、わかんねぇって。
更に
最近の番組構成では、1時間に3番組以上放映する事もあるよね。
でもパナソニックの場合は、
1時間の枠内には2番組までしか表示しないというルールができていて
3つ目以降の番組は青い線で表現するという方法をとっている。
上の画像をよく見てみるとわかるのだが
枠と枠との区切り線が、青い線になっている部分がある。
この青い線の中に、番組が何個も隠れていたりするんだね。
全部の青い線にカーソル合わせて、何の番組が隠れているか?
なんて、やれるわけねぇだろ。
「またまたぁ、んなの5分番組とか、短い番組だけでしょ」
なんて思う人もいるかもしれないが
甘~~~~~いっ!!!!
たとえ30分番組だろうと、条件が揃うと
しれっと簡単に番組表から消えて無くなるんだね、これが。。。
おかげで『バクマン。』撮り逃しちまったぜ。。。(T-T)
この致命的とも思える文字の大きさ、
パナソニックだけに、おそらくお年寄りの事を考えてとか
ブラウン管テレビのユーザーを考えてとか
思ってんのかもしれないけど
はっきり言って、情報が表示しきれていない時点で
情報としての意味は無くなってますから。
東京より放送局が少ない地域もあるでしょう。
でも、9番組表示で十分な情報量のある番組表であれば
5番組表示にしても、3番組表示にしてもいいわけですから
いっぺんに得られる情報量が多い事に越した事は無いはずなんです。
パナソニックの番組表に関しては、
本当に真剣に考えて、是非とも次期モデルには反映してもらいたいですね。
■データ管理
このデータ管理に関しても、パナソニックは他社に劣っていると思いました。
SONY、東芝はフォルダー管理できるのに対し、パナソニックは全く出来ません。
これはフォルダー管理をした事が無い人にとっては、
なんの問題も無い事なんでしょうけど
一度でもフォルダー管理をした事がある人間にとっては
ストレス溜まりますねぇ。
実際のDIGAの録画データ↓

パナソニックの場合、録画されたものは
この「すべて」というコーナーに、
有無も言わさず、文字通り全て入れられます。
HDD内の録画データを見ようとすると
必ずこの「すべて」から始まるように出来ているんですね。
あとは管理というと、番組情報に入っているジャンル情報に則して
自動的にジャンル分けされているというだけですね。
ここで、やろうと思えば「マイラベル」という
オリジナルのジャンルみたいなものを作って
録画したデータにそのラベルを書き込めば
「マイラベル」欄でそのデータが見れるようにはなりますが
とても面倒臭い上に、「すべて」という欄からは移動できません。
結局、何でもかんでも、この「すべて」に入れられているわけですね。
また、上の画像で「まとめ」というマークが見えると思いますが
任意の選んだ番組を「まとめる」という機能があります。
この機能を使えば、ある程度の管理は出来ますが
「まとめ」内の一番古いデーターのタイトル名が
そのままその「まとめ」のタイトルになってしまったり
階層が1階層しか作れなかったりと
お世辞にもフォルダー管理とは呼べない代物ですね。
「これはおじいちゃんの…」、「これはママの…」とか
簡単にフォルダー管理できると、より使いやすいと思うんだけどなぁ。
そういったアットファミリーな機能こそ、
パナソニックのお家芸に成り得ると思うんだよね。
フォルダー管理、
これも是非次期モデルでは、改善してもらいたい機能かな。
■編集機能
必要最低限の事はできます。
操作も軽く、とても使いやすいです。
■入出力端子
もうちょっと多いと嬉しいかな。
ま、値段が値段なので、適正かと。
■チューナー
3番組同時録画+スカパー1番組。
これはやはり最大の良き点ですね。
素晴らしい。
■総評
正直、上記にも書きましたが、不満な点は無いとは言いません。
が、それを上回るだけの良い点として
軽快な操作と、3番組同時録画というものがあったということですかね。
是非とも多くのチューナーをという方には、お薦めの商品です♪
でかさ=真空管の容量みたいな時代(笑)
部屋の一角を埋め尽くすようなステレオ。うちにもありました。
ウルトラマンタロウのレコードとか聴いてたっけw
うちもDIGAとVIERAリンクっす。
一緒に住む様になった頃からリビングに鎮座してましたので、私には選択肢はなかったのですが、確かに使い辛いところがありますねぇ。
一昔前のビエラリンクなので動作は遅いし、色々と制約があったりします。
番組表、リモコン、同時録画数、データ管理。なるほど。
東芝は電車とかも作っていて、家電製品にも「男の料理!」みたいな無骨さがあったり、パソコンも仰々しいのが多いですが、無骨さの中に細かいところに気が利いているってのが長所っすね♪すごく頑丈だし(笑)
東芝のパソ、FAシリーズ。
うちの会社の出荷製品で数百台導入してますが、他の工場用製品と比べても一番頑丈でトラブルが少ないっす。
へぇ~ 結構違うものなのですね。
自分が使っているのはネットでは悪名高き?東芝のRD-BZ700です。
色々と言われていますが今のところは特にどうってこともないです。
最初に実行したF/WのUpdateが効いているのかも?
久しぶりにこういった製品を購入して使っていますが
接続がHDMIケーブルのみでOKだったりとか
(コンポジットだと画質があからさまに悪いし)
浦島太郎状態です。
東芝の番組表は確かに使いやすいと思いますが
もっさりとした動作なのがね・・・
自室 REGZA 19RE1 DIGA DMR-BR585 DIGA DMR-BZT600
このような環境ですのでブログ主様のご指摘に全く共感しております。主観でのパナとSonyだけの比較
外観デザインの完成度 パナ≒Sony
スペック性能/価格 パナ>Sony
ユーザーインターフェイス パナ≪Sony
外観について特にSonyの小型化というお株を奪ったパナは大健闘で極めて魅力的でした。
BR585購入時 BDXL使用、 BDへのムーブバック
BZT600購入時 HDD 3000タイトル録画、15倍録画 3番組同時録画
このスペックに突き動かされて衝動買いしてしまいましたが、ご指摘されているタイトルのフォルダ整理の使い勝手の悪さ(フォルダとファイルの混在等)タイトル名の字数制限(選択後の一定時間後に動的表示)この2点は先進的なものかもしれませんが使うたびに不快感すら感じるようになりました。またタイトル入力の変換も、ワープロ第一世代、携帯の初期並であることにも失望しました。(変換機能の特許使用料を節約するためだと推測していますが、リモコンのキー配列がさらに使いづらくさせています)これらはPCからの操作で補うことができるようですが当方の環境では難しいのです。そこでDIGA2台とも処分し、Sonyを買う予定で待機中でしたが春モデル発売が見送られ品薄になった為か期末なのに価格が上がっており、710以降のDIGAも候補として、その改善を期待しつつ検索していて、こちらを拝見させていただきました。
ユーザーインターフェイスに関してはまだまだのようですね。大変参考にさせていただきました。メーカー名を変えても創業者の
のDNAが良い意味でも悪い意味で生き続けているのでしょうか?二股ソケットの大成功が原点の会社、近年重要視されるユーザーインターフェイスに対する社内での重みづけ、取り組み方が想像できるような未完成な出来具合だといったら失礼かもしれませんが、遊び心がない事務的な印象があり購入意欲は湧きませんでした。パナの音響映像部門とSonyがどのような形であれ合体すれば、Apple、韓国メーカーを凌駕するような製品が次々と生まれるような気がします。両者とも業績が悪いので絵空事ではないかもしれませんね。長文失礼しました。