50年ぶりのブルーインパルス

５月３１日（土）
新国立競技場建設に伴い取り壊される国立競技場で
「SAYONARA国立競技 場FINAL “FOR THE FUTURE”」が開催された。

そのイベントで
１９６４年の東京オリンピック開会式で
5つの輪を描いてみせたブルーインパルスが
再び国立競技場上空をフライトするというではないか。

５０年ぶりの東京の空。。。
これは是非とも直接この目で観てみたいものだと、
カミさんと一緒に行ってきた。



さすがに国立競技場内に入るのは困難だろうと
隣の絵画館前の広場へ行くことに。

競技場近くで最も空が広い場所だしね。




５時ごろ到着したが、すごい人手。
溢れてます。。。(＠ヮ＠；)



ま、そうなるわな・・・ぶはは('ヮ`；)




展示飛行の予定は１７時３５分。

さすがブルーインパルス、凄すぎっ！
秒単位で合わせて来ます。
ジャスト３５分

一瞬静まった広場の離れたところから

「来たっ！」
「来た、来たっ！」
「来た♪」
「来たっ！」
「来たっ♪！」

と、声のウェーブが迫ってきます。

そして



「来たーっっっっ！！！」



ジェット音を轟かせ、見事なデルタ隊形で真上を通過。
「おおおおーっっ♪！」と思わず声が出てしまう。
ううう・・・ヤバい、かっこよすぎる。
涙が出そうだ。


反転し、今度は南からスワン隊形で。




５０年前、
俺はまだ２歳だったので、東京オリンピックや
その時のブルーインパルスは見ていないが
戦後復興のシンボルとなった聖火台の上空を
この東京の上空を、
見事な五輪で飾った飛行は
どれだけ皆の心に響いたろう・・・
未来へ対しての夢や希望、そういったものを
人々は青空に描かれた五輪から受け取ったのだろうな・・・
などと昔の空に思いを馳せ、胸が熱くなった。




再度反転するブルーインパルス。



まるで白い鳥のようだ。
美しい。

そう、ブルーインパルスは機体の下面は青だが
上面は白で塗装されているんだね。


隊形を変え、今度はグランドクロス隊形で。






そして再度反転
最後の隊形、リーダーズベネフィット隊形で。



横一列を揃えるため、
パイロットは真横を見ながら飛行しなければならず
とても高度なテクニックを必要とするそうです。


華麗な４つの隊形を披露してくれたブルーインパルスは
国立競技場の背を入間基地方面へ向かって帰っていきました。



いやぁ、いいもン見せてもらいました。
やっぱり直に見に来て良かった～♪





話は少しそれるが、
実は俺のインフルエンザは、カミさんにも移ってしまった。
ま、これだけ近くに２４時間一緒に居たら仕方の無い事ではあるが。。。

即行でリレンザを処方してもらい、大事には至らなかったのだが
これがまたインフルエンザの爪あとなのか
ちょっと体調を崩してしまい、つい先日までカミさんは寝込んでいた。

ウィルスを他人に撒いてしまう事も避けたいので
しばらく俺ら夫婦はヒッキーとなっていたんだよね。

そんなこんなで、病み上がりという事もあって
この日はインテＲでのお出かけだった。

まともに外に出たことが久々だった事もあり
カミさんも気持ち良さそうだった。



帰り道は、家から持って来たビールとつまみで「車居酒屋」開店。
お酒が入り、カミさんは更に上機嫌に(笑)

ま、俺は呑まないので直接気分が上がるとかは無いのだが、
カミさんが助手席で幸せそうに微笑んでいることは
なんとも心地よいものだ。

途中、青山で唐揚げなんぞを買い足し
「車居酒屋」はさらに盛り上がっていく♪



真っ赤(*⌒ー⌒*)

最近、車の中でドライビング中に呑むこの「車居酒屋」が
カミさんはとっても気に入っている。

渋滞も気にならなくなるし、
家や飲み屋と違って風景は流れるし
閉店時（帰宅）にはすぐ布団に入れるしね(笑)




家に帰った後、テレビで国立競技場特番を観た。

国立競技場には、当時のパイロットが招待されていたんですね。

そして、その彼らが５０年前、
国家の威信をかけ、五輪を命がけで描いた秘話を観
涙をこらえられなかった。

只々、拍手です。
素晴らしい飛行、ありがとうございました。