
お待たせしました。
いよいよ黒風のパワーチェックです。
さあ、2009年モデルの実力は如何に?!
と、ここでトラブルが…
俺の前にパワーチェックをしていたO次郎さん…
タイヤの回転数を計測する赤外線センサーが、何度やっても誤動作を起こす。
どうやらタイヤに施してある、マーキングが反応してしまうらしい。
黒いガムテープで覆っても、反射してやはりダメ…
げっ、ンじゃあ、俺もじゃん!!!!Σ(◎Д◎ノ)ノ
あっ、そうだ!
俺のはカッティングシートだから、簡単に剥がせるぞ♪
こんな所で不精なタイヤマーキングが役立つとは…(笑)
対してO次郎さんのタイヤは、丁寧に塗ってあるタイプ。
対策が考え付くまで、順番を後にすることになってしまった。
と、また閃いた俺( ̄+ー ̄)b⌒☆ぴ~ん
店内で販売している、ツヤ消し黒のカッティングシートを
貼ればいいんじゃね?
さっそく購入してきて試してみたところ、ばっちし♪
O次郎さんも無事パワーチェックできた。
良かった、良かった(*^―^*)v
もうすっかり陽も暮れてしまったけど、
とうとうやってまいりました、黒風の順番が♪
なんてったって20台以上もやっているパワーチェック、
こんな時間になるのは当然だよね。


このパワーチェック、
DS2りんかん東大宮店さんのご好意で、とんでもない激安価格なんです。
ワンコインですよ、500円っ!!!!
なんてありがたいんでしょう…☆・゜:*(人´ω`*)
ホントありがとうございます。
この価格ですから、パワーチェック大会に発展するのは当然ですね(笑)
同じ車種を20台もセットしているだけあって
一発でベストポジションへ、セット♪
でも、さすがに腰にキテるみたいで、辛そうでした(滝汗)
申し訳ないっス。
お疲れ様です。
それにしても
ああああ、(o^-^o)ワクワク♪
09マシンのパワーチェックは俺が初めて。
しかもノーマルですからねぇ。
他のみんなにとっても、ある種の基準値になるワケです。

今回使用したダイノは岡田商事(株)のFUCHS(フックス)製テストベンチ。
↓
http://www.okada-corp.com/products/motorcycle/fuchs/cartester.html
なんとこの日は、わざわざメーカーから技術スタッフさんが
直々に来てくださって、計測してくれました♪
もう至れり尽くせりです。
とは言うものの、
さすがに排ガスと爆音の連続で、相当疲労が溜まっている筈です。
なんてったって10時間近くも連続でやってますからねぇ…
なのに、とても明るい方で、嫌な顔一つせずに計測してくれました。
むしろ
「さあっ!いってみようっ!!!!」
と、周りの空気を盛り上げてくれました。
うううう…なんていい人なんだ…。゜(PД`q。)゜。
ホント嬉しかったです。
そして我が黒風にも火が入り
徐々にエンジンを暖めていきます。
ホントはチェック前に、チンチンに熱くしておいた方が
数値は良くなるんだけどねぇ、
タイヤステッカーだナンだしてて、暖気できなかった。
しかし、静かなエグゾースト音だ♪
ほとんどのマシンは、マフラー換えてるからねぇ。
爆音の連続だっただけに、余計静かに聞こえる(爆)
暖まった所で、いよいよ計測ですっ!!!
頑張れ黒風っ!!!(*≧Д≦)ノシ

とんでもない勢いで回っていくスピードメーターの針!
いつも見ているのに、こうやって客観的に改めて見ると
やっぱスゲぇな…ZZR1400♪
ピーーーー・・・・
第1回計測終了。
自分で乗っている時は、音の前にいるワケで
こんなレッドゾーンの音を間近で聞くのは初めて。
鳥肌立ちます(笑)
この後もう1度計測し、クールダウンして全工程終了。
お疲れ様っした~♪(*≧ω≦人)
そして、いよいよ結果発表~!!!!
(クリックで拡大できるよ♪)

結果はクランクシャフトで、最高出力182馬力!!!!
この日の気圧は、前線の移動に伴って、気圧も低め。
気温も高めと、悪条件の中
かなりいい数字じゃないでしょうか♪
ちなみに、日本での地上付近の平均的な気圧は、1013hPa(ヘクトパスカル)。
表を見ると
気温26℃
気圧1006hPa
湿度9~10%
となっていて、気圧が低くなっている事がよく判りますね。
軒並みみんなのデータが、前回計測値より10馬力ほど下がっている事を考えると
カタログスペック(190馬力)並みの数字が出たのではないでしょうか♪
良かった、良かった♪
160台とかだったら、どうしようかと思ってたよ(笑)
そしてパワーカーブ。
低回転から綺麗な直線を描いています。
で、注目すべきは6500rpm付近の小さな山と
そこから続く7000rpm~8500rpmにかけての、大きな山。
俺の持っていた新ZZR1400の出力特性に対する感覚は正しかった。
低回転で谷が無くなった分、06、07の持ち味だった「ゴム加速」が
08、09では無くなったのでは?という意見をよく聞きます。
ところが、以前よりは若干減ったものの
ちょっと高い回転数域にシフトした感じで、
そのゴム加速感を感じていたんです。
その秘密が、この大小の山だったんですねぇ。
俺も乗ったけど、新ブサみたいに、超フラットなパワーカーブだと
当たり前のように加速していくワケです。
ある意味それはコントローラブルで、素直で速く、そして安心感さえ抱くのですが
このZZR1400の持つゴム加速を一度体験してしまうとねぇ…
病み付きになっちゃうんだよねぇ…(笑)
ぐわあああっと自分の意に反して加速していく、あの感覚…
たまりません♪(爆)
ほんの一杯、このほんの一杯の悪魔の調味料が
ZZR1400の最大の魅力でもあるんですねぇ♪
今回のパワーチェックでは、
エンジンから路面までのパワーロスも計測してくれました。

グラフの上から、
クランクシャフト→ギアボックス→ホイール→路面(ローラー)への数値になりますが
最終的に20.9N.m(ニュートンメートル)のロス。
単純にパーセンテージに換算できないが
最高馬力のところで18.4%のロスという事になります。
これは決して悪くない数字だそうです。
この日計測したマシン全てに言える事ですが、ZZR1400乗りの人は皆
とてもよく整備されている人ばかりだと、メーカーの人も驚いていました。
まあ、俺のマシンは、まだ当たりも付き始めたかどうかの新車なんで
あまり当てはまらないかもしれんが…(笑)
ってな感じで、ホント濃くて楽しい1日でした。
これも皆、幹事をしくて下さったデカさん、受付をして下さったてつさん、
何かと手配して下さったせんべいさんみんなをまとめてくれたぱぬぅさん、
その他大勢の皆さんのおかげです。
また、ドライバースタンド2りんかん東大宮店のみなさん、
協賛していただいた、D.I.D.さん、MOTO FIZZさん、WAKO'Sさん
そしてFUCHSの岡田商事さん
本当にありがとうございました。
この場を借りて、みなさんに厚く御礼申し上げします。
なお、当日カワサキバイクマガジンさんも、取材に来て下さったので
もしかしたら記事になるかもしれません♪
そっちも楽しみだなぁ…

いやあ、楽しかった、楽しかった♪(*∩_∩*)
おいらも547psなセフィーロ(爆)に乗ってましたが、T45SとTO4Sのコラボだったのでメチャクチャ荒いパワーカーブでした。
09ZZR1400なパワーカーブ・・・
低回転から素晴らしい出力ですね。
早く乗りたい>< ううう、、、
安全第一で夢に向かって頑張ってます♪
今回は行わなかったのですが、前回のお茶会時に取った自分のデータ('08マレ、ノーマル)と比べてみると
気象条件は違いますが、パワーカーブの傾向がよく似ています。
チェック時は走行距離8500Kmで180馬力、15.2mkgfでした。
あ~名古屋・・・悔しいなあ~ 参加したかったなあ~! 黒影さんにもお会いしたかったな~ パワーチェックもしたかったな~
BEETスリップオンでどれくらい出てんのかな~?
単体で182ですか、私がやったときは(22500kmで、イロイロと中身いじりまくって)177でした。
正直くやしぃYO!!
やはり、プロファイルが違うのが大きいのか!?
これは18,19の重整備にて気合を入れるしかない!(別名、足回り薬漬け)
ガンガンすいこめば190馬力です!!!
凄い!!!本当に低回転の谷がなくなってる
あたしも計ります33400キロも走ると
どうなるものか興味あり。
私のマシンはあんだけイジくっていて179馬力/15mkgでした。
やはり最初の「ならし」でかわっちゃうのかな?
あれだけのZZRが揃うとさぞ圧巻でしょうね\^o^/周りの方はビビるかも(笑)
てか、パワーチェックいいですね~
黒風号はやっぱりSUDAさんの納車前整備とかで,よく聞くメーカー公表値との差なんかが少ないんでしょうね(^^ゞ
私の愛車のパワーはどうなんだろ( ̄▽ ̄;)
あきらめかけていた時にナイスアドバイス
ありがとうございました。
自分はガサツな性格なんで
「マジックで塗っちゃうかぁ」
ぐらいしか想像つきませんでしたよ。オホホ・・
パワーチェックやってくださった方も
何度も何度も嫌な顔一つせずにやって頂いて
ホントありがたかったです。
無理に休んでも行って良かったです。
大したお礼も言えず急いで帰ってしまい
申し訳ありませんでした。
これからも楽しみにしておりますので
頑張って下さい。