くうまことば

くうまのことば (裏)

本棚はダメだ。

2021-08-31 17:37:10 | 

専門学校時代の女友達Sさんは、

 

とてもサバサバした女性。

 

よく言えば気さくで話しやすい。

 

悪く言えば色気がない。

 

だからSさんに異性を感じたことはなかった。

 

ところが前記事の事件、

 

ムダ毛処理現場目撃事件以降、

 

妙に意識するようになってしまった。

 

あの出来事から半年ほど過ぎたある日。

 

Sさんにレコード(←古い)を貸すため、

 

家を訪ねた。

 

ブザーは鳴った(笑)

 

どんな話をしたかは覚えていないが、

 

ダラダラ夕方過ぎまで喋っていた気がする。

 

ふと本棚を見た。

 

上段に気になるタイトルの本を見つけた。

 

その本を手に取ったとき、

 

横にあったスーパーの茶色い紙袋を

 

誤って落としてしまった。

 

そのはずみで紙袋の中のものが飛び出した。

 

それは見たことのある形状をしていた。

 

毎日見ているものだ。

 

そう、僕の下腹部あるものと同じ形状だ。

 

それが飛び出した勢いで

 

うねうねと動いている。

 

静まり返った部屋の中に響く機械音。

 

Sさんの顔は真っ白を通り越して青ざめていた。

 

「誰にも言わないで」

 

泣きながらうずくまった姿が脳裏に焼き付いている。

 

Sさんがこんな物を持っている、

 

いや、

 

使っている姿など想像がつかない。

 

だが現実だ。

 

その夜、黒光りした物を挿入するSさんを妄想し、

 

白濁を飛び散らした。


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