布団に入ったが眠れるわけがない。
すぐ隣上にSさんがいるのだから。
まんじりともしない時間を過ごす。
仄暗い部屋の中で無言が続く。
意を決して悪戯をする。
片方の足をベッドの潜り込ませ、
太ももあたりをくすぐってみる。
「やめてよ」
それが合図となった。
「下に来る?」
Sさんは無言で布団に来た。
すでに我慢できない状態の僕は、
Sさんにしがみつきキスをする。
長い長いキスだった。
舌先を絡めあい、
歯の裏側まで丁寧になぞる。
僕の舌はSさんの首筋や耳元に到着。
吐息が徐々に大きくなる。
体を起こし背後に回る。
それは怒張した僕のモノを背中で感じてもらうため。
背後から顔を回し再びキス。
力が抜けるSさんを支えるように
片方の手はたわわな膨らみの先にある敏感な突起へ。
普段聞いたことのないような
甲高い声で息が漏れる。
僕の手は徐々に下腹部へ。
下着の中はすでに蒸れている。
Sさんの興奮状態が伝わる。
指先に絡みつく茂み。
縦筋の周辺を執拗に弄ぶ。
するとSさんは自分の手を背中に回し、
いきり勃つ僕のそれを掴み確かめる。
スイッチが入るSさんの一番敏感な部分。
包皮に覆われた小さな豆を親指の関節で刺激。
そして中指はたっぷり潤う女穴へ。
女穴の上部にある硬いヒダをゆっくり搔きまわす。
途中、薬指も行為に参入。
2本の指をランダムに動かすと、
大きな声で「イクッ」
小刻みに震えながら脱力した。
その後、四つん這いのSさんの後穴を攻める。
最初は抵抗したが、
舌先の刺激に観念したようだった。
次は二穴同時攻め。
最初はサラサラとした透明な汁が、
途中から濃い白濁に変わる。
女香も強くなる。
それを啜るように口をあてがうと。
「イレテ」
ゴムの準備がなかったので少し怖かったが、
欲望には勝てなかった。
最初は騎乗位でSさんの動きを確認。
腰振りから浅めのプレイが好きと感じた。
体位を正常位に変える。
自分のモノを手で持ち、
割れ目や包皮の豆を刺激する。
焦ったさを感じたSさんが、
僕のモノを強く握り中へ誘導した。
奥には入れず浅い箇所を入念に。
時に奥へズン。
それを繰り返していると、
Sさんが僕の背中に爪を立てた。
イキかけている合図と悟った。
そこかからは渾身の腰振り。
半開きの目でSさんは果てた。
僕の白濁はSさんの腹に飛び散った。
落ち着いたSさんは言った。
「バイブより本物がやっぱりいいよね」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます